康安
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康安(こうあん)は、日本の南北朝時代の元号の一つ。北朝方にて使用された。延文の後、貞治の前。1361年の期間を指す。この時代の天皇は、北朝方が後光厳天皇。南朝方が後村上天皇。室町幕府将軍は足利義詮。
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[編集] 改元
[編集] 出典
『史記正義』の「天下衆事咸得康安、以致天下太平」と『唐紀』の「作治康凱安之舞」から。
[編集] 康安期におきた出来事
元年
- 6月、斯波氏経が九州探題となる。
- 8月、菊池武光が筑前国で少弐冬資らを撃破し、大宰府で南朝の懐良親王を迎える。
- 10月、室町幕府執事(管領)であった細川清氏が失脚して南朝に降伏する。
- 11月、畠山国清が鎌倉公方の足利基氏と対立し、伊豆国へ逃れる。
- 12月、細川清氏や楠木正儀らが京都へ侵攻し、一時的に占領する。
- 2年
[編集] 西暦との対照表
康安 | 元年 | 2年 |
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西暦 | 1361年 | 1362年 |
南朝 | 正平16年 | 正平17年 |
干支 | 辛丑 | 壬寅 |