岡崎玲子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
著作にアメリカの名門私立高校への留学体験を綴った「レイコ@チョート校-アメリカ東部名門プレップスクールの16歳」、米同時多発テロ事件とその後のアメリカ国内の情勢、留学先での討論や活動などを描写した「9・11ジェネレーション-米国留学中の女子高生が学んだ『戦争』」、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授で言語学の権威ノーム・チョムスキーへのインタビューを軸とした「チョムスキー、民意と人権を語る―レイコ突撃インタビュー 」(いずれも集英社新書)などがある。また、「9・11ジェネレーション」で2004年度「黒田清JCJ新人賞」を受賞している。
[編集] 来歴
1985年、兵庫県に生まれる。3歳半から8歳までカリフォルニア州アナハイムに在住。その後、中国の広州で生活する。浜松市の小学校で6年生の時、当時史上最年少で英検1級を取得。公立中学校1年生時には、TOEFL670点、TOEIC975点を記録する。また、国連英検特A級も獲得。2000年には、アメリカ・コネチカット州ウォーリングフォード市にある寄宿制私立高等学校、チョート・ローズマリー・ホール校に奨学金付きで合格。この高校はジョン・F・ケネディ元大統領など各界の著名人を輩出した。チョートは、全米のトップ20に入る、名は知れた学校である。現地での留学生活を始める。2000年の冬、帰国中に留学先における体験を綴った作品の出版を企画。多くの出版社に企画書を送りそれが集英社新書として発刊。これが処女作「レイコ@チョート校」である。当時、この作品の読者が「私も留学したい」などと感想を送り大きな反響を呼んだ。彼女の通っていたチョート校では、学力だけではなく人間性の育成を重視したトータル教育によって人材を育んでいる。