尾辻かな子

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尾辻かな子（おつじかなこ、1974年 12月16日 - ）は府民ネットおおさか所属の大阪府議会議員（堺市堺区選挙区）。現在、国会・地方議会を通じ、同性愛者であることを公言している日本で唯一の政治家。

同志社大学商学部卒。2003年 4月の統一地方選挙で（旧）堺市選挙区（定数10）から立候補、15,254票を獲得し最下位で当選（当時最年少）。当選と同時に議会内会派「さわやか大阪」結成。2004年 4月、「さわやか大阪」と「無所属府民クラブ」が合併し、「主権おおさか」結成。2005年 8月、講談社から自伝「カミングアウト～自分らしさを見つける旅」を出版し、日本で初めて、自らがレズビアン（同性愛者）であることを公言した政治家となる。2006年 2月から4月にかけ、全国4都市で計5回行われた「同性パートナーの法的保障を考える全国リレーシンポジウム：レインボートーク2006」呼びかけ人。同年4月、大阪府堺市の政令指定都市化に伴い、所属選挙区が堺市堺区（定数2）へ変更。同年5月、「主権おおさか」解散、新たに府民ネットおおさか結成（現在所属議員8人、議会第5位）。同年同月、TOKYO Pride、レインボーマーチ札幌実行委員会、ゲイジャパンニュースと共同で、Act Against Homophobia運動を主宰。同年6月、米国務省インターナショナル・ヴィジター・リーダーシップ・プログラム(International Visitor Leadership Program)に選ばれワシントンDC、サンフランシスコ他各地を訪問。同年10月、関西レインボーパレード事務局長。