奥菜秀次
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奥菜 秀次(おきな ひでじ、1963年 - )は、日本のフリーライター。
その著書はほとんど作家・ジャーナリストの落合信彦に関するものである。 落合の著作と膨大な資料を比較検討することにより、氏の経歴詐称や盗作などの 様々な疑惑を暴くことに執拗な執念を燃やしている。 その成果は単に個人の批判のみにとどまらず、日本の出版、ジャーナリズムの一面を照らし出すものであるとする意見もある。但し個人の批判については慎重な検証が必要であることは当然であり、議論が待たれるところである。
「奥菜秀次」という名前は落合を告発する為だけのペンネームと見る人もあるが、その正体は定かではない(著書中に写真はあるが加工されている)。そのため、落合の元ゴーストライター説(本人は否定)、落合の盗作疑惑を記事にした「噂の真相」関係者説、落合に反感を抱く複数の人物の集合体説など様々な憶測が飛んでいる。
[編集] 著作
- 落合信彦 最後の真実 (鹿砦社、1999)ISBN 4846303055
- ケネディ暗殺 隠蔽と陰謀 (鹿砦社、2000)ISBN 4846303705
- 捏造ジャーナリスト 落合信彦 (鹿砦社、2001)ISBN 4846304175
- 落合信彦・最後の真実 改訂新版 (鹿砦社、2001)ISBN 4846304345
- 落合信彦 破局への道 (鹿砦社、2004)ISBN 4846305422
- 捏造ジャーナリスト 落合信彦 増補新版 (鹿砦社、2005)ISBN 4846305902