呉服神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
呉服神社 | |
---|---|
所在地 | 大阪府池田市室町7-4 |
位置 | -- |
主祭神 | 呉服大明神、仁徳天皇 |
社格等 | -- |
創建 | 仁徳天皇77年 |
本殿の様式 | -- |
例祭 | 1月9日、1月10日、1月11日 |
主な神事 | -- |
呉服神社(くれはじんじゃ)は、大阪府池田市室町にある神社である。 呉の国から渡来し、日本に機織技術を伝えたとされる、織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)と、仁徳天皇を祀っている。
目次 |
[編集] 歴史・概要
- 応神天皇の時代、機織・縫製技術を得るために呉の国に派遣された猪名津彦命が、呉王に乞い連れ帰った呉服媛(くれはとりのひめ)・穴織媛(あやはとりのひめ)・兄媛(えひめ)・弟媛(おとひめ)の4兄弟のうち、池田の地に迎えられた呉服・穴織姉妹の姉、呉服媛が祀られている。
- 猪名の港、現在の猪名川に架かる呉服橋と絹延橋の中間地点・唐船ケ渕に機殿(はたどの)を建て、呉服媛を迎えた。
- 仁徳天皇76年に呉服媛が死去し、その翌年に仁徳天皇がこの地に建てたとされる。
- 織田信長により焼失、豊臣秀頼によって再建、現在の拝殿は昭和44年(1969年)に建てられた物。
[編集] 行事
[編集] その他
- 明治時代、現在の阪急電鉄によって周辺地域が開発され、鳥居から神社までの参道は、阪急宝塚線の高架沿い、住宅街を通る道となる。
- 「呉服媛」の他に、「呉織媛」などと表記される。
- 呉の国の「くれ」と、機織(はたおり)が「はとり」と変化し、「くれはとり」となったとされ、呉服(ごふく)の語源でもある。
- 猪名川に架かる呉服橋、池田市の呉服町、芝居小屋の呉服座(愛知県の明治村に移築)等、様々な名称の由来にもなっている。
- 穴織媛が祀られ、五月山山麓にある伊居太神社が「上の宮」とされるのに対し、呉服神社は「下の宮」とされ、互いの関係はとても深い。
- 池田駅のすぐ側にあり、知名度も高く、初詣や祭事が行われる時期には、多くの神社仏閣がある池田市の中でも屈指の参拝客で賑わう。
[編集] 交通
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 神道関連のスタブ項目 | 大阪府の神社 | 池田市