台湾電視公司

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台湾電視公司（たいわんでんしこうし、注音: ㄊㄞˊ ㄨㄢㄉㄧㄢˋ ㄕˋ ㄍㄨㄥㄙ、ピン音: Táiwān Diànshì Gōngsī）は台湾の地上波テレビ放送局。略称は「台視」（台テレ）、「TTV」。英称は「Taiwan Television Enterprise, Ltd.」。日本では「台湾テレビ」と表記する場合が多い。

台湾で初めて設立された地上波テレビ放送局である。

[編集] 会社概要

商号 : 臺灣電視事業股份有限公司
本社所在地 : 中華民国（台湾）台北市松山区八徳路三段10号
設立 : 1962年4月28日
代表者 : 賴國洲（取締役会長）
資本金 : 28億0578万1150台湾元（約100億円）
株主 : 下記の記事参照
子会社 : 台視文化事業股份有限公司

[編集] 沿革

前身は台湾省教育局が設立した「教育実験電台」。
1961年 2月28日 - 台湾電視事業準備センター設立
1962年 4月28日 - 台湾省政府とフジテレビ、NEC、東芝、日立などの日本企業の共同出資により設立される。初代の会長は林柏寿、社長は周天翔。資本金は3000万台湾元であった。
1962年 10月10日 - 蒋介石夫人である宋美齢が放送開始のボタンを押し、正式開局する。
1969年 9月7日 - カラー放送開始。
1978年 4月27日 - 子会社「台視文化公司」設立。
1979年 4月27日 - 中視、華視との共同投資により「国際視聴傳播公司」設立。
1984年 2月10日 - 子会社の「台視美国（アメリカ）公司」設立。（1989年に廃止）
1990年 4月28日 - コーポレートアイデンティティ導入。ロゴマークとマスコット「テレビ赤ちゃん」が誕生する。
1992年 1月1日 - 中視、華視とともにステレオ放送と二ヵ国語放送開始。
1998年 3月25日 - 公式ウェブサイト運用開始。
1998年 7月13日 - 中華民国財政部が台視の株式公開を承認する。
1999年 11月30日 - ISO9002の認証を取得する。
2000年 8月13日 - 賴國洲が会長、胡元輝が社長に就任する。
2000年 11月15日 - 「マルチチャンネル、マルチメディア、マルチパス」を目標に掲げる。
2001年 1月1日 - 「テレビ赤ちゃん」に変わり「台視赤ちゃん - Lucky Four」が新しいマスコットになる。
2002年 - 胡元輝が社長を辞任（中央通訊社社長に就任）、行政院公平取引委員会主任委員の鄭優が社長を引き継ぐ。
2006年 1月3日 - 政府保有の自社株を民間に売却することが決定。民営化の道を進むことになる。
2006年 4月28日 - 2006年を「台視民営化元年」にすることを宣言する。