加護野忠男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加護野 忠男(かごの ただお、1947年-)は日本の経営学者。神戸大学大学院経営学研究科教授。専攻は経営戦略論、経営組織論。大阪府生まれ。大阪府立大手前高等学校卒業、1970年神戸大学卒業、1973年同大学大学院博士課程単位所得退学、1973年神戸大学経営学部助手、1979年同学助教授、1988年同教授。1999年~同学大学院経営学研究科教授。学生時代は占部都美ゼミに所属(18回生)し、関西系の企業の組織論に関する著作や、同学の石井淳蔵(マーケティング論)、伊丹敬之ら一橋大学の学者との共著も多い。プレジデント社の雑誌『プレジデント』に「経営時論」の連載コーナーを受け持つ(2006年現在)。1979年~1980年ハーバード・ビジネススクール留学。
[編集] 主要著作
- 『経営組織の環境適応』(白桃書房、1980年)
- 『企業のパラダイム変革』(講談社新書、1988年)
- 『組織認識論―企業における創造と革新の研究』(千倉書房、1988年)
- 『経営学入門』(中央経済社、1997年)
- 『日本型経営の復権』(PHP研究所、1997年)
- 『「競争優位」のシステム―事業戦略の静かな革命』(PHP新書、PHP研究所、1999年)
共編著