公共電視文化事業基金会
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財団法人公共電視文化事業基金会(こうきょうでんしぶんかじぎょうききんかい)は、台湾の公共放送を運営する財団法人。 略称は「公共電視台」(公共テレビ局)、「公共電視」(公共テレビ)、「公視」(公テレ)、「PTS」。英称は「Taiwan Public Television Service Foundation」。日本では「台湾公共テレビ」と呼ばれることが多い。
台北市内湖区康寧路三段75巷70号に本部を置いている。董事長(会長)は陳春山。
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[編集] 運営
財源は視聴者から受信料を徴収するのではなく、行政院の交付金と自主財源で賄っている。 自主財源には次の種類などがある。
- 企業の賛助
- 企業から賛助金を出してもらい、番組の終わりに「(賛助金を出した会社名)協賛」と協賛クレジットを15秒~30秒流している。賛助金額により協賛クレジットを流す時間帯が異なる。例えば10万元(約36万円)出すとゴールデンタイムの番組の最後に協賛クレジットを流すことができる。また、自社のホームページや後援会会報の広告収入も大事な財源となっている。
- 個人からの寄付
- 「公視の友」という後援会があり、年額900元(約3000円)以上寄付すると「賛助会員」、年額1万元(約3万5000円)以上寄付すると「栄誉会員」になることができる。
[編集] 歴史
- 1980年 - 行政院の院長の孫運璿が公共放送局設立を提案する。
- 1984年 - 行政院新聞局が「公共電視番組制作グループ」を設立。
- 1984年5月1日 - 公視初の番組「大家來讀三字經」を台視で放送する。
- 1991年 - 「公共電視台準備委員会」を設立。「公共テレビ法」の立法めざすとともに試験放送を開始する。
- 1997年5月31日 - 「公共テレビ法」は立法院を通過し成立する。
- 1998年7月1日 - 公共電視文化事業基金会設立。放送を開始する。
- 2004年7月1日 - 地上波テレビ局5局同時に地上デジタル本放送が始まる。
- 2005年3月27日 - 深夜に放送した音楽番組内で歌手の羅大佑が陳水扁と李登輝を批判する歌を歌い、公視は後日陳謝した。
- 2005年8月24日 - 行政院が公共放送グループ設立計画を打ち出す。
- 2006年7月1日 - 中華電視公司とともに「台湾公共放送機構」(公共放送グループ)を立ち上げる。
[編集] チャンネル
- 主チャンネル
- Dimo TV (Digital Mobile TV)
[編集] 主な番組
[編集] 姉妹局
- 各国の公共放送が姉妹局とされている。