全国一般労働組合全国協議会
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全国一般労働組合全国協議会(ぜんこくいっぱんろうどうくみあいぜんこくひょうぎかい、英:National Union of General Workers)は日本の合同労働組合。1991年に全国一般労働組合(現・自治労・全国一般評議会)や全労連・全国一般労働組合の方針に反発して独立。略称は全国一般全国協。ただし、通称として全労協・全国一般という言い方もある。全国労働組合連絡協議会(全労協)に加盟。
[編集] 概要
- 本部:東京都港区新橋5丁目17-7 小林ビル2F
- 中央執行委員長:中岡基明(自立労連)
- 副執行委員長:平賀雄次郎(東京南部)、山原克二(ゼネラルユニオン)
- 書記長:遠藤一郎(宮城合同)
1980年代後半の労働戦線の再編の中で、右派主導によって1988年8月に全日本民間労働組合連合会(全民労連、連合)が結成されると、総評加盟の全国一般労働組合(全国一般)はこれに加盟する。しかし日本共産党系の非主流左派がこれに反発して、1989年に加盟単組や地方組織、支部、分会が全国一般を脱退。全労連の傘下によって全労連・全国一般労働組合(全労連・全国一般)を結成する。それに対し、連合も全労連もよしとしない組合が1991年12月1日に全労協に加盟して全国一般労働組合全国協議会を結成する。
[編集] 組織
全国1都2府14県に43の傘下組織を持つ。
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