体外離脱
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体外離脱(たいがいりだつ、体外離脱体験 英語 Out of Body Experience、略称OBEまたはOOBE)とは、睡眠・金縛り中や臨死体験時に人が自分の肉体とは異なる意識の体が抜け出し活動するという感覚の経験のことである。
[編集] 近年の研究
霊魂が存在するなど心霊主義の立場では幽体離脱と訳され、霊魂の実在証明のひとつとされてきた。ところが2002年9月19日、雑誌ネイチャーにスイスジュネーブ大学病院・ローザンヌ大学病院での研究で神経科医師オルフ・ブランケによる脳右角状回を電気刺激することにより体外離脱体験がおきたという論文が掲載され、脳の機能によるものという説も脚光をあびた。
一部には訓練によって体外離脱をおこなおうとする試みもなされている。