伊予鉄高島屋
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種類 | 株式会社 |
略称 | いよてつ高島屋 |
本社所在地 | 790-8587 愛媛県松山市湊町5丁目1番地1 |
電話番号 | 089-948-2111 |
設立 | 1969年9月1日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 百貨店 |
代表者 | 大石哲男(代表取締役社長) |
資本金 | 1億1,300万円 |
売上高 | 45,186百万円(2005年度) |
従業員数 | 686人(2006年4月1日現在) |
主要株主 | 伊予鉄道 |
外部リンク | www.iyotetsu-takashimaya.co.jp |
株式会社伊予鉄髙島屋(いよてつたかしまや)は、愛媛県松山市に本社・店舗をおく髙島屋グループの百貨店。本社は、松山市湊町5丁目1番地1。
前身は、株式会社いよてつそごうである。伊予鉄道がターミナル型百貨店計画の受け皿会社として1969年に「伊予鉄百貨店」を設立。提携する百貨店を検討中、当時地方展開を積極的に図ろうとしていた大手百貨店・そごうが適当という判断のもと、「株式会社いよてつそごう」(店名もいよてつそごう)として、同グループ5番店、地方進出第二陣として、松山市駅ターミナルビルに、1971年7月オープン。
以後、地域の中核企業である伊予鉄道グループをバックに業績を伸ばし、増床も重ね、先発の三越松山店を追い抜き、地域一番店、四国内でも一番店となった。
そごうグループの破綻により、関係解消、2002年株式会社伊予鉄百貨店となる(この時点で伊予鉄道と三菱電機の合弁となる)。そごうグループからの離脱後、髙島屋グループとの接近を図り、髙島屋ハイランドグループながら、「いよてつ百貨店」として独自のブランドで営業を続けていたが、贈答品などにおいて全国的な知名度が不足していたため、より明確なかたちでブランド力を構築する必要性を認識、より一層のブランド力強化、仕入れ・営業力強化のため、髙島屋との資本提携を行い、社名も「株式会社伊予鉄髙島屋」とする。店名は「いよてつ髙島屋」。 なお、髙島屋本体にならって「髙」の字を用いている。
店舗は本店のみ。ただし、愛媛県内の各地にサテライト店を有する(いよてつそごう当時から)。
サテライト店所在地は四国中央市、新居浜市、今治市、大洲市、八幡浜市、西予市、宇和島市、愛南町である。
本店店舗は伊予鉄道の松山市駅と一体となっており、駅前広場には市内電車駅やバス発着所、タクシー乗り場等がある。また、上層階からは松山城を望むことができ、屋上には「くるりん」という愛称の観覧車があり、夜間のネオンサインは松山市郊外からでも目印になる。