主体農法
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主体農法 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 주체 농법 |
漢字: | 主体農法 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
チュチェノンボプ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語表記: |
主体農法(しゅたいのうほう/チュチェのうほう)は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で行われている主体思想に基づいて食糧自給を目指す農法。
元来朝鮮半島北部は日本の統治下で鉱工業地域として開発が進められていた。そのため、ここに建国された北朝鮮では食糧の自給が課題となり、金日成・金正日父子の指導によって進められた。
その実態は、観念的スローガンに疑念を持たずに朝鮮労働党の指導に服従し、根性のみでやり抜く事を要求するというもので、伝統的な農法も科学的知識に基づく近代農法もまったく無視しているため失敗し、北朝鮮の農地とそれを背後で支える自然環境が破壊されかえって食糧難をもたらしたと言われる。
例を挙げれば、食料が足りないなら山林を農地に変えればよいとする単純な理論を振りかざし、山を切り開いて棚田やトウモロコシ畑を造ることになったのだが、金日成が土留めのない田畑を造ることを指示したがためにその田畑は崩壊したという話がある。このような強引な農法により山は禿山となり、洪水の原因となった。トウモロコシ畑においては連作障害を引き起こし、増産という目的に反し不作、ひいては食糧難を招くこととなった。
また、化学肥料の機械的大量投与や水田における常識外れと言える高密度の田植えを指導したために、一時的に農業生産は上昇したものの土壌の消耗によって農地の生産力が崩壊し、多くの農地が砂漠化と呼んでも差し支えないほどの惨状を呈している。
[編集] 関連項目
- 農業集団化
[編集] 参考文献
カテゴリ: 朝鮮民主主義人民共和国 | 農業