中川 (足立区)
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中川(なかがわ)とは東京都足立区南東部の東渕江地域の一地区。同区の最東端。
旧町名は長門町、大谷田町、大谷田町1~2丁目、北三谷1丁目。住居表示は1~5丁目。郵便番号は〒120-0002
周辺の地区は北側から反時計回りに大谷田・東和(ここまで足立区)、亀有、第一級河川中川を隔てて南水元、新宿(にいじゅく)(ここまで葛飾区)。
[編集] 概要
足立区を東西に貫く都道318号環状七号線が区東部で大きく南に曲がる屈曲部の南東側、区の南東部最東端に位置し、都道307号と接する。地区の東を地区名称に由来する第一級河川中川が南北に貫流している。中川-南水元間は中川5丁目の飯塚橋で接続されているが、中川-新宿間には常磐線の鉄道橋が架けられているものの、直接の連絡は出来ない。中川地区のほとんどは常磐線の北側に位置するが、中川1丁目のみは南側に位置する。地区の大半は住宅地であるが、環七沿いには高層マンションがいくちも立ち並ぶ。また、北部の中川5丁目には都下水道局中川処理場と、その上に設けられた広大な都立中川公園があり、隣には建設残土改良プラントの「土作りの里」がある。これらの諸施設はみな日立製作所亀有工場跡地に建てられた。現在でも近隣には日立関連企業がいくつも操業している。1丁目の南西部には亀有から広がる日本紙業工業東京工場跡地に巨大なマンションが聳え立つ。3丁目には寺院や神社が多く、戦国時代に創建された「善応寺」がある。
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