中山義秀文学賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
中山義秀文学賞(なかやまぎしゅうぶんがくしょう)は、中山義秀顕彰会が主催、白河市と中山義秀記念文学館の共催で行われる、日本の歴史小説・時代小説を対象とした文学賞である。1993年福島県西白河郡大信村に設立された「中山義秀記念文学館」の開館を記念して創設され、以来中山義秀顕彰会と大信村の主催、大信村教育委員会と中山義秀記念文学館の共催により行われていたが、大信村が市町村合併により白河市となってから現在の運営者に移る。受賞者には正賞と賞金50万円、大信特産米のコシヒカリ1俵が授与される。第9回(2003年)からは公開選考を行っている。
[編集] 受賞作一覧
- 第1回(1993年) 中村彰彦 『五左衛門坂の敵討』
- 第2回(1994年) 堀和久 『長い道程』
- 第3回(1995年) 大島昌宏 『罪なくして斬らる-小栗上野介』
- 第4回(1996年) 佐江衆一 『江戸職人綺譚』
- 第5回(1997年) 高橋直樹 『鎌倉擾乱』
- 第6回(2000年) 飯嶋和一 『始祖鳥記』
- 第7回(2001年) 宇江佐真理 『余寒の雪』
- 第8回(2002年) 杉本章子 『おすず』
- 第9回(2003年) 竹田真砂子 『白春』
- 第10回(2004年) 乙川優三郎 『武家用心集』
- 第11回(2005年) 安部龍太郎 『天馬、翔ける』
- 第12回(2006年)
- 候補作 池永陽 『雲を斬る』、加藤廣 『信長の棺』、宮本昌孝 『風魔』