上信越
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上信越(じょうしんえつ)とは、北陸地方から関東地方に跨がる一帯で、群馬県(上野国)、長野県(信濃国)の東信地方と北信地方、新潟県(越後国)頚城地方の四地域を中心とする一帯の総称である。
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[編集] 概要
上信越自動車道・国道18号・信越本線・しなの鉄道線が幹線として弧を描く。国道18号沿線の横川は、峠の釜めしで有名である。長野オリンピックの際に北陸新幹線の一部(通称長野新幹線)が通じ、南関東との間を高速で結んでいる。更に、今後は上越市を経由して親不知以西の北陸地方とも結ばれる予定となっている。
温泉やスキー場の密集地として知られ、冬にはスキー客で賑わう。上越市南部の高田は、日本のスキーの発祥地でもある。
江戸時代には北国街道(中山道追分宿から分岐する)の沿線であり、善光寺に参拝する旅客の交通路として賑わった。文人墨客では、野尻湖湖畔は小林一茶の出身地でもあり、小諸は島崎藤村所縁の地である。
[編集] 地理
日本海側のフォッサマグナ地帯であり、火山や温泉が立ち列んでいる。