三宅驥一
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三宅 驥一(みやけ きいち、1876年 - 1964年)は、兵庫県出身の生物学者。理学博士(東京帝国大学)。
1889年(明治22)、同志社普通学校に入学。1893年(明治26)卒業、同志社ハリス理化学校に進む。1896年(明治29)同校を卒業するも、その翌年財政難により廃校に至る。三宅はその存続を図るべく尽力したが実現せず、やむなく同志社を去り1897年(明治30)、東京帝国大学理科植物学科選科に入学した。選科修了後コーネル大学に学び、博士号を取得、さらにボン大学で研究を続ける。帰国後、同志社普通学校講師を経て、1906年(明治39)、東京帝国大学農科大学講師に就任。助教授、教授になり1937年(昭和12)定年により退職した。
日本水産学会会長、日本遺伝学会会長、同志社校友会第9代会長を務めた。