レディス4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レディス4(レディスフォー)は、1983年5月2日から放送されているテレビ東京制作の長寿情報番組であり、三越の一社提供番組(TXNのみならず、系列外の放送局へも三越によるネットワークセールス)でもある。放送時間は、月曜日~金曜日の16:00~16:55(JST、一部地域は~16:45までの放送)。祝日には、番組自体が休止となることもある。通称「L4(エルフォー)」。ハイビジョン制作(系列外のネット局では地上デジタル放送でも4:3アップコンバートの場合もある。)
目次 |
[編集] 歴史
事実上前身といえる番組は、1970年10月1日よりフジテレビジョンでスタートした『東京ホームジョッキー』(その後、1971年10月2日より1975年9月30日まで『リビング4』にタイトル変更、更にその後放送時間帯が午後2時からに変わり、『リビング2』とタイトルを改め1982年3月31日まで通算12年3ヶ月放送された)である。
この番組のメイン司会者だった元ニッポン放送アナウンサーの高崎一郎をメインに、岩崎美智子、若杉恵子がサブ司会として出演。その後、1984年4月よりかつて高崎と『リビング2』の司会をしたこともある小林節子が加入し、長らくこの4人を主要キャストとして番組は続けられた。初期の頃は視聴率は夕方であるとはいえ、1%にも達しないという惨憺たるものであったが、徐々に各局が放送する15時台のワイドショー番組に続けて視聴する主婦層を中心に固定ファンを獲得するようになった。
高崎はかつて『東京ホームジョッキー』『リビング4』『リビング2』の司会でフジサンケイグループの「リビング」路線を確立した功績が買われ、スタート当初より番組のスポンサーである三越の顧問としても迎えられ、三越と高崎、そしてレディス4は切っても切り離せない存在となっていた。しかし、1991年、2002年の2度、それぞれ2ヶ月間、病気療養に専念するために番組出演を見合わせるなど、1990年代に入って以降、高崎の体調がすぐれないことが多くなり、2002年の休養以降は大半のコーナー進行は高崎の体調を考慮して岩崎、小林、阿部公江、岡本妙子のサブ司会陣が共同で務めるようになり、2003年2月28日放送分を最後に高崎は番組を降板。同年3月3日放送分からメイン司会を俳優の柴俊夫に交代した。
この番組は、高崎の上品で丁寧な語り口と三越と言うブランドも相まって、一部の視聴者からは昔の高崎の名セリフを文字って「奥様&お嬢様が泣いて喜ぶTV番組」と呼ばれる事もある。特に高崎の「本日もご覧頂きありがとうございました」や「皆様の三越が責任を持ってお届け致します(商品配送の事)」等の上品な日本語の言い回しや、RKK(ネット局・熊本放送:TBS系)のRの発音が独特だったり、高崎の言動のみを楽しむコアなファンも定着していた。
2004年10月4日、タイトルロゴとテーマ音楽を変更するという大幅なリニューアルが決行され、岩崎美智子、小林節子に代わる新キャスターとして大野香菜が登場した。
2005年4月27日放送分でレディス4放送通算5500回を達成した。
2005年5月2日の番組開始22周年を期に、突如、タイトルロゴとテーマ音楽、番組構成を大幅に刷新するとともに、大野香菜に代わり、川原みなみが柴の新パートナーとして登場した。
2005年5月9日から新たなキャストとして金田安恵が加わった。
2005年5月30日より、番組コミュニティサイト「L4ねっと」の運営を開始、商品情報で扱った商品のインターネットからの注文が可能となった。また、L4ねっとには電子掲示板もあったために、2005年5月2日の番組刷新への批判が殺到した。
2005年7月28日の放送にて、川原が病気療養のため番組から一時降板することを自ら宣言した。(後に川原は、自身の公式サイトにて、降板の原因を、卵巣癌の治療のためであると発表した。摘出手術は成功し、現在は静養中との事だった。)
2005年10月3日放送より、川原は番組に復帰し、彼女の休養中の代理を担当していた同じ事務所所属の似鳥祐子は通販コーナー担当に。同時に岡本妙子、阿部公江ら他の通販コーナーのレギュラーメンバーが全て総入れ替えされ、同コーナーでは1996年春に降板した石橋正治以来、9年半ぶりの男性レギュラーである片野晴道を始め3名が加入。これにより、高崎時代からの出演者は完全に同番組からは姿を消した。
2006年10月2日放送より、フリーアナウンサー・徳光和夫の二男でタレントの徳光正行と女優の大島さと子をメイン司会に迎え、再度タイトルロゴ変更などのを大幅リニューアルを行う、彼らが事実上3代目司会者となる。ここでは大島が実質的な進行をすることになり、女性が総合司会をするのは23年目にして初となる。
[編集] 特記
- この番組はタイトルの通り夕方4時(16時)からの放送であるが、テレビ大阪は1999年~2001年の一時期間、満点!しあわせテレビ→満点!アイを自社制作で放送した関係から、この番組を13時台に移動し、同時ネット局よりも1日遅れ(金曜日分だけ翌週月曜)で放送された。その為テレビ大阪では16:00~16:05の夕刊コーナーが編集でカットされたほか、番組自体も16:05以降は情報カメラの映像を使えなくなっていた(その間の提供終了時の表示はブルーバックだった)。
- 信越放送(TBS系)では、2006年9月29日まで、16:45までの放送ではあったものの、TX同時ネットであった。しかし2006年10月3日から、かつてのテレビ大阪に次いで、TX同時ネット局よりも1日(正確には18時間)遅れの火~金曜日の朝10:00~10:45に移行した(TXでの金曜日放送分は打ち切り)。
- テレビ愛知では、開局当初はネットされていなかった。一説によると、名古屋三越の配送体制の不備によるという。開始までの間、この時間は月~木と金曜の前半は購入番組、金曜後半は「なごやPOPスタジオ」というローカル番組が流れていた。
- 1980年代後期の一時期、静岡第一テレビ(SDT・NTV系)でも金曜日に限りネットされていた時期があったが、これは三越が静岡市に外商営業所を開設したことのお披露目であることがひとつ、ネット受けに乗り気でなかったSDTに配慮すると同時に金曜夕方のこの時間帯にローカル情報番組を編成していたテレビ静岡(CX系)への対応措置という、極めて戦略的なものだったが、逆に戦略的ゆえ長続きせず、1年前後で早々にネットを打ち切っている。
- 現在、平日16時台で関東地方に放送する番組では唯一再放送ではないため、一部の人からは「難攻不落」と呼ばれている。
[編集] 歴代司会者・レギュラー
[編集] 司会者
- 1983,05,02-1984,03,30:高崎一郎、岩崎美智子
- 1984,04,02-1989,03,31:高崎一郎、岩崎美智子、小林節子
- 1989,04,03-1993,03,XX:高崎一郎、岩崎美智子、小林節子、阿部公江、くまもと吉成
- 1993,04,XX-1996,03,XX:高崎一郎、岩崎美智子、小林節子、阿部公江、石橋正治
- 1996,04,XX-2003,02,28:高崎一郎、岩崎美智子、小林節子、阿部公江、岡本妙子
- 2003,03,03-2004,10,01:柴俊夫、岩崎美智子、小林節子、阿部公江、岡本妙子
- 2004,10,04-2005,04,29:柴俊夫、大野香菜、阿部公江、岡本妙子、山本英里(※山本は2004,10,18より参加、2005,5,2以降、阿部・岡本・山本はコーナー担当に移行)
- 2005,05,02-2005,07,28:柴俊夫、川原みなみ(※病気療養のため一時降板)
- 2005,07,29-2005,09,30:柴俊夫、似鳥祐子(月-木)、滝井礼乃(2005,7,29-9,9)→森本智子(金)(2005,9,16-9,30)
- 2005,10,03-2006,09,29:柴俊夫、川原みなみ
- 2006,10,02-XXXX,XX,XX:大島さと子、徳光正行
[編集] レギュラー出演者
2005年5月のりニューアル以前はコーナー担当と司会者との区別は特になされず、すべて「司会者」として位置づけられていた(但し、夕刊紙記事を取り上げるコーナーに関しては例外)。
- 2005,01,XX-2005,04,01:矢内雄一郎
- 2005,05,02-2005,09,30:阿部公江、岡本妙子、山本英里(サブ司会から移行)、金田安恵(2005,5,9より参加)
- 2005,10,03-2006,09,29:渡辺恭子、似鳥祐子、関口郷子、片野晴道
- 2006,10,02-XXXX,XX,XX:渡辺恭子、似鳥祐子、関口郷子、松波順子
[編集] 定番のゲスト出演者と特集
- 高瀬広居(評論家、講話塾「全国疏石会」会主、拓殖大学客員教授)
- 毎月最終金曜日の「月末対談」(12月の月末対談のみ「年末対談」と改題)の論客。特集の最後に、対談テーマに合わせた「今月の言葉」を提示する。
- 対談の内容は、2004年4月に「げんこつ説法 テレビ東京『レディス4・月末対談』」(ISBN 4-04-883880-6)として書籍化されている。
- 2003年2月の月末対談のみ、2003年2月27日に放送となった。これは、最終金曜日となる2003年2月28日が高崎一郎司会最終日にあたるための措置であった。
- 高瀬本人の癌治療と体調を考慮して、2005年7月29日放送分をもって降板、月末対談は事実上の打ち切りとなった。
- 結城モイラ(占い研究家、エッセイスト、童話作家)
- 毎年最初の「今年の運勢」の占術監修者で解説を行う(2005年1月以降、登場していない)
- 神谷咸吉郎(弁護士)
- 中村久瑠美(弁護士)
- 毎月1回の「法律相談」で解説を行う(2004年10月以降、「法律相談」特集は組まれておらず、登場していない)
- 岡野加穂留(明治大学名誉教授・元学長、「郵便局ファンの会」会長)
- 毎月第3水曜日の「政治放談」で論説を行う(2004年10月以降、「政治放談」特集は組まれておらず、登場していない。2006年6月逝去)
[編集] 2006年10月2日以降の現在のコーナー
- 今日のキーワード
- オープニングの一環として、番組のメイン内容となる曜日別テーマに関するキーワードを提示する。
- キーワードの意味する内容は、曜日別テーマの中で明らかにされる。
- 曜日別テーマ
- 次のように曜日別テーマを設定している。
- 月曜日:得する生活情報
- 火曜日:ヘルス(健康)
- 水曜日:有名人の「my」を探る
- 木曜日:グルメ(食)
- 金曜日:夫婦の絆……著名人夫婦をゲストに迎える対談形式
- 原則として、曜日別テーマに沿った、今を生きる女性に役立つ情報を、著名人や専門家などゲストを迎えて掘り下げていく。
- エル4セレクションを挟んで、前半・後半と16:45以降の延長部に分かれる。
- 延長部は、16:45で番組が終了するTVA、TVO、TSC、NST、RKKおよび翌日10:45で番組が終了するSBCでは放送されていない。
- L4セレクション(エルフォーセレクション)
- 三越選りすぐりの商品を紹介する、テレビ通信販売コーナー。紹介の商品は専用受付電話での注文ができるほか、東京・日本橋の三越本店通信販売カウンターで直接商品を確認しての購入の申し込みが可能である。
- 2005年5月30日放送分から、電話、東京・日本橋三越本店通信販売カウンターに加え、WEBサイト「L4ねっと」の専用ページから注文が可能になった。
- 2004年10月1日放送分までは「商品情報」と呼ばれていた。
- 16:41頃(SBCでは翌日10:41頃)と番組終了直前の16:51頃に、エル4セレクションで紹介した商品の再紹介(確認)がある。
- 漢字クイズ
- 難解な漢字で書かれた言葉の読みをクイズとして出題し、番組終了時に正解を発表する。
- 食材の名前が正解となることが多く、正解の食材を徳光またはゲストが実際に食べて番組が終了することが多い。
- 16:45で番組が終了するTVA、TVO、TSC、NST、RKKおよび翌日10:45で番組が終了するSBCでは放送されていない。
[編集] 2005年5月2日から2006年9月29日までのコーナー
- 五七五フォト(ごしちごフォト)
- 写真に俳句・川柳・短歌など五七五を添えて披露する視聴者参加型コーナー。2005年5月2日放送分から新設された。2005年8月をもってコーナー休止となり、自然消滅した。
- 今日の数字
- オープニングトークの一環として、後述の曜日別テーマに関連した数字とその数字が現す事項について説明する。2005年10月3日放送分から新設された。
- 過去に日本テレビで放送されていた「追跡」の一コーナー「今日の数字」に近い。このコーナーも、2006年春から夏にかけて自然消滅した。
- 曜日別テーマ
- 2005年5月2日放送分から、従来の「今日の特集」が刷新され、次のように曜日別にテーマが付けられるようになった。
- 月曜日:ビューティー&ヘルス(美容&健康)
- 火曜日:カルチャー(文化)
- 水曜日:チャレンジ(挑戦)
- 木曜日:グルメ(食)
- 金曜日:トラベル&ウィークエンド情報(旅行&週末情報)
- 曜日別テーマに沿った、今を生きる女性に役立つ情報を、ゲストを迎えて掘り下げていく。
- エル4セレクションを挟んで、前半・後半に分かれる。
- L4セレクション(エルフォーセレクション)
- 前述の2006年10月2日以降の現在のコーナーのL4セレクションの項目を参照のこと。
- チョット気になる!
- 曜日別テーマとゲストに関連したインタビュー対談コーナー。実質、曜日別テーマの延長部である。
- 16:45で番組が終了するNST、SBC、RKKと、2006年4月3日以降から16:45で番組が終了するようになったTVA、TVO、TSCでは放送されていない。
- ゲストの一言
- 番組終了テロップとともに、ゲストからの一言メッセージをホワイトボードに直筆して披露する。
- 16:45で番組が終了するNST、SBC、RKKと、2006年4月3日以降から16:45で番組が終了するようになったTVA、TVO、TSCでは では放送されていない。
[編集] 2003年3月3日から2005年4月29日放送分までのコーナー
- 今日の特集
- ジャンルを問わず、生活に役立つ様々な情報をテーマに、ゲストを迎えて掘り下げていく。
- L4セレクションを挟んで、前半・後半に分かれる。
- 定番といえるゲストと特集は後述を参照のこと。
- エル4セレクション
- 前述の現在のコーナーのL4セレクションの項目を参照のこと。
- チョット気になる!
- 2004年10月から新設されたコーナー。2005年3月までは、毎週1つのテーマ沿って、気になる情報を提供していた。また、週あたりの放送回数が少ない場合や、月末対談が特集で組まれている場合などで、コーナーが休止され今日の特集(延長部)となることがあった。
- 2005年4月から、毎週共通した1つのテーマによる括りがなくなり、今日の特集に関連した事項を扱うようになり、実質、今日の特集(延長部)となった。当時、16:45までで番組を終了したNST、SBC、RKKでは放送されなかった。
- エル4ナビ 今週の女性たち(金曜日のみ)
- 2005年1月から新設されたコーナー。高崎一郎が司会だった時代の「夕刊最終版」の如く、1週間の新聞各紙から、活躍した女性たちや女性に関した記事を紹介する。
- 2005年4月1日放送分まではテレビ東京アナウンサー矢内雄一郎が担当していた。2005年4月8日放送分からはテレビ東京の男性アナウンサーが持ち回りで担当することになった。
- 2005年3月放送分からは、担当アナウンサーが新聞記事を紹介し、柴が記事への感想や意見を述べるスタイルに変化した。
[編集] キャッチフレーズ
柴俊夫が司会に就任した2003年3月3日放送分から、番組のキャッチフレーズが付けられるようになった。2003年3月から2004年10月1日放送分までは「Happy & Smile(ハッピー・アンド・スマイル)」(で参りますレディス4)であった。
2004年10月4日から2005年4月29日放送分までは「Heart to Heart(ハート・トゥ・ハート)」(で参ります(お送りする)レディス4)となった。
2005年5月2日放送分からは「心にやさしいひとときを(お送りする)、レディス4」となった。 (2005年9月以降、放送では冒頭にキャッチフレーズを言わなくなった)
[編集] ネット局
※印は16:45で飛び降り。また、通常放送でも局によっては報道特別番組などで休止となる場合あり。
[編集] TXN系列局
- テレビ東京
- テレビ北海道(毎年1回、道立高校入試解答速報放送の為休止)
- テレビ愛知※(2006年4月3日より「ニュース&ワイド マイユウ!」拡大の為)
- テレビ大阪※(2006年4月3日より「ニュースBIZ」開始の為)
- テレビせとうち※(2006年4月3日より「ザニュースTSCワイド」開始の為。競輪や競艇中継のため不定期に休止することがある)
- TVQ九州放送(競輪や競艇、オートレース中継のため不定期に休止することがある)
[編集] 他系列局
▲=日本テレビ系列、●=TBS系列、■=フジテレビ系列、★=独立局
- IBC岩手放送●(1991年4月ネット開始)
- 新潟総合テレビ■※(16:45は帯アニメを放送)
- 信越放送●※(TX同時ネット局よりも1日(正確には18時間)遅れの火~金曜日の朝10:00~10:45での放送(TXでの金曜日放送分は2006年9月29日で打ち切り)。
- テレビ山梨●(2005年8月1日よりネット開始)
- 北陸放送●(1985年10月ネット開始)
- びわ湖放送★
- 奈良テレビ★
- テレビ和歌山★
- 長崎放送●(1990年4月ネット開始)
- 熊本放送●※(1989年10月~1992年12月、1997年4月~、16:45は「RKKワイド夕方いちばん」を放送)
- 大分放送●(1997年10月ネット開始)
- 宮崎放送●(1990年10月ネット開始)
- 南日本放送●(1992年4月~1993年頃、1996年10月~)
[編集] 過去のネット局
2006年4月以降、テレビ東京の18時台アニメ枠が30分前倒しされることに伴い、ほとんどのTXN系列局においてもローカルニュース枠確保のため飛び降り編成となる地域が出てきており、事実上16:45~16:55の部分はTXN内では関東ローカルに近い扱いとなる(なお、独立U局やTXN系列外のネット局は基本的に現状通りとなる)。
[編集] L4ねっと
L4ねっと(エルフォーねっと)とは、テレビ東京と三越が共同運営するレディス4番組コミュニティーサイトである。2005年5月30日から運営を開始し、L4セレクションで紹介した商品情報とその注文の受け付けや、番組で紹介した事項や出演者によるコラム、「レディス4ラム」(レディスフォーラム)と名づけられた電子掲示板が掲載されている。したがって、元からレディス4が放送されてない地域あるいは通常放送されている地域でも特別番組の関係で放送休止になる場合であってもL4セレクションで紹介した商品情報とその注文の受け付けが可能である。
電子掲示板は、運営管理者が投稿内容を検討した上で掲載される方式であるものの、カテゴリーに沿った内容であれば比較的厳しい意見でも掲載されていた。このため、L4ねっと開始早々、2005年5月2日の番組内容刷新への厳しい批判が殺到した。というのも、このリニューアルにより、この番組が元来持っていた家族的な雰囲気と格調高い気品、丁寧さが崩れ、長年の番組ファンから受け入れられなかったためであり、その批判に応える公明正大な受け皿がL4ネットの掲示板しかなかったためである。
運営管理者の配慮により厳しい批判はそのまま掲載されていたが、出演者への心ない誹謗中傷も寄せられるようになったため、掲示板は2005年6月15日に一旦閉鎖され、2005年6月27日に新掲示板に切り替えて再開された(個人情報保護方針ということもあって新掲示板はセキュリティ機能も充実されている)。
[編集] その他
放送開始当初は、銀座三越近くにあった「テレビ東京・三越銀座スタジオ」から放送していた。第1回放送開始直前に防火用スプリンクラーが誤作動し、水浸しの中での番組放送開始だったと、高崎一郎司会最終日の2003年2月28日放送分で岩崎美智子が述懐している。 テレビ東京の本社が港区虎ノ門へ移転するまでの間、本社にスタジオが少ないことから、曜日ごとにスタジオを移動するという“ジプシー”的対応を余儀なくされ、一時は月曜日のみ新宿区のスタジオアルタ(三越が出資)から放送されていた。その後、芝公園スタジオ第2スタジオで固定された時期が長く続き、現在は本社第2スタジオから放送されている。
普段は外からの中継は行われていないが、過去に何回か外からの中継、もしくは東京のスタジオを飛び出して放送したことがあった。
1991年4月1日、TVQ九州放送の開局を記念して、東京のスタジオを飛び出して福岡市から多元中継が行われた。(同日、IBC岩手放送でネット放送開始[当時は岩手放送、東北地方で唯一のネット局]もあり、このことは番組内の冒頭で併せて触れられている。)
1991年10月に東京のスタジオからの放送に加えて北海道旭川市からの中継があった。これはテレビ北海道旭川送信所の開局に伴い、「レディス4」が旭川地区でも視聴できるようになったことを記念としての放送であった。
2004年2月14日(土曜日)、「レディス4スペシャル」と題された特別番組が組まれ、東京のスタジオに加えて、玉村豊男が設立し運営する長野県東御市の農園とワイナリーからの中継が行われた。(高崎一郎が司会をしていた1990年ころにも「レディス4スペシャル」という主に商品情報主体の特別番組が土曜日に組まれたこともある。このときは普段はネットされない福島テレビなどにも番販された)
2004年10月、日本橋三越本店の新・新館の完成と同店グランドオープンに伴い、東京のスタジオに加えて、日本橋三越本店からの中継が行われ、グランドオープン記念の華道展を開いた假屋崎省吾がインタビュー出演した。
[編集] 外部リンク
- テレビ東京
- トップページ → 情報 → レディス4
- レディス4.com〈ニセモノ〉
- 高崎一郎司会時代を振り返るパロディーサイト