レッスル夢ファクトリー
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レッスル夢ファクトリー(れっする ゆめ ふぁくとりー)は、かつて存在した日本のプロレス団体である。略称は「夢ファク」。
団体としてのコンセプトは『プロレスの夢を次々と製造する工場の様な団体』。
[編集] 概要
谷津嘉章率いるSPWFから離脱した選手達で旗揚げした団体で、1995年3月31日、埼玉県・熊谷市民体育館にて旗揚げ興行を行う。
旗揚げ当初は、メジャー団体経験の無い選手のみの為、知名度等で苦戦が予想されたが、とある企業のバックアップもあり、インディー団体としては最初からスポンサーも付き、自前の道場を開く等、堅実なスタートをきる事に成功する。
道場マッチを始めとした、小~中会場での興行をメインとして行って行く中で、新日本プロレス出身でSWSを経てフリーランスとなっていた仲野信市が入団。メジャー団体の経験があるレスラーの加入で、トレーニング方法やその他の面でのレベルアップが行われる。
それと同時に円谷プロから、製作した特撮番組『仮面天使ロゼッタ』をキャラクターとして起用する事の承認を得る事に成功し、団体内で独自のストーリーを作り上げる。
その後、レスリング出身の福田雅一が入団し、将来のエースとして期待されるが、スポンサーだった企業の業績悪化の為、団体へのバックアップが中止となり、一気に団体運営が悪化、団体としての規模も縮小され、ついには力尽き解散となる。