ラフレシア (機動戦士ガンダムF91)
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ラフレシア (LAFRESSIA) とは、アニメ映画『機動戦士ガンダムF91』に登場する架空の兵器。ブッホ・コンツェルン製でクロスボーン・バンガードの試作モビルアーマーである。(型式番号:XMA-01)
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[編集] ラフレシア
[編集] 機体解説
ラフレシア | |
型式番号 | XMA-01 |
所属 | クロスボーン・バンガード |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 37.5m |
本体重量 | 184.6t |
全備重量 | 263.7t |
装甲 | チタン・ハイセラミック複合材 |
ジェネレータ出力 | 31,650kW |
スラスター推力 | 52,020kg×5 43,350kg×5 28,900kg×20 計1,054,850kg |
武装 | 葉部メガビームキャノン×5 支部メガ粒子砲×5 茎部拡散ビーム砲×8 テンタクラーロッド×125 Iフィールドジェネレーター |
主な搭乗者 | カロッゾ・ロナ |
ラフレシアは、クロスボーン・バンガードの最高司令官カロッゾ・ロナ大将の研究課題である「ラフレシア・プロジェクト」の遂行の為に開発された試作型MAである。対人感応殺傷兵器「バグ」と共にザムス・ガルに収容されており、クロスボーン軍の機体コードには登録されていない。巨大な花をイメージさせるその機体は、5枚の花弁と本体から成っている。新型のネオサイコミュ・システムを搭載し、機体の制御は総てパイロットの思考に応じて行われている(このネオサイコミュ・システムは後にアナハイム・エレクトロニクス社に渡り、ネオガンダムにも搭載された)。5基の葉部ユニット内には、125本の攻撃用触手「テンタクラー・ロッド」を装備しており、無数のビーム砲やチェーン・ソーを内蔵している。この125本によるオールレンジ攻撃を回避するのは不可能に近い。Iフィールドの防御力に加え、全身に装備されたメガ粒子砲により地球連邦軍の援護艦隊を一瞬で壊滅させるほどの火力を有している。なお、ラフレシア自体にバグは搭載されていないようだが、ガンダム関連のゲームにおいてラフレシアはバグを武器として使用できることが多い。
[編集] 劇中での活躍
カロッゾ・ロナが搭乗し、ガンダムF91と決戦、圧倒的な火力で追い詰めるがF91の実像を持つ幻影を駆使した攻撃により、敗れて破壊された。
[編集] エビル・ドーガ
[編集] 機体解説
エビル・ドーガ (Ebirhu Doga) は、ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場する、クロスボーン・バンガードのニュータイプ専用モビルアーマーである。(型式番号:XMA-02)
宇宙世紀0106年のクロスボーン・バンガードの結成以降、エビル・ドーガはクロスボーン・バンガードがラフレシアを完成させる前段階として開発(もしくは地球侵攻作戦のために同時開発)した機体。第二次ネオ・ジオン抗争において新生ネオジオン軍が廃棄したα・アジールの残骸を秘密裏に回収し、ブッホ・コンツェルンが持つ最新技術を投入して再生した実験機。 自社のデナンタイプモビルスーツの技術と掛け合わせて開発した。 ネオ・サイコミュシステムも搭載しており、破格の性能を持った機体である。また、ラフレシアに搭載してなかったファンネルを搭載し一般兵でも扱えるよう設定してある。鉄仮面の死・組織の引き上げにより実戦投入はなくなった
(ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場。)