メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ
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ニューヨーク州都市交通局(Metropolitan Transportation Authority メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ)は、通称MTAとして知られているニューヨーク州の公益会社。アメリカ合衆国、ニューヨーク州を中心に、鉄道やバスなどの公共輸送を運営している。
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[編集] 関係会社
- The Long Island Rail Road Company(ロングアイランド鉄道)
- Staten Island Rapid Transit Operating Authority(スタテン島鉄道)※NYC Transitに編入予定。
- Metro-North Commuter Railroad Company(メトロノース鉄道)
- MTA Bus Company(MTAバス)
- Metropolitan Suburban Bus Authority(ロングアイランドバス)※Bus Companyに編入予定。
- Capital Construction Company
法的な関係はない関係会社
- New York City Transit(ニューヨーク市都市交通局)
- Triborough Bridge and Tunnel Authority(三区橋&トンネル局)
[編集] メトロカード
MTAが発行する、同局の鉄道とバス、NYエリアにある一部の他局社交通機関で使用できるプリペイドカード。1994年1月に登場し、ニューヨーク市都市交通局では1997年5月に全駅・バスで使用可能となった。シングルライド、ペイパーライド、アンリミテッドの3種類がある。カードには有効期限があるので注意が必要。
駅などの自動販売機、地下鉄ブース、移動販売車、一部店舗などで購入可能。
以下の機関で使用可能。
- ニューヨーク市都市交通局(アンリミテッドの場合、エクスプレスバスは7日間エクスプレスバスプラスカードのみ)
- MTAバス(アンリミテッドの場合、エクスプレスバスは7日間エクスプレスバスプラスカードのみ)
- ロングアイランドバス
- スタテン島鉄道
- PATH(シングルライドを除くが、 PATHで同様の専用カードを発行している)
- JFK-AirTrain(アンリミテッドの場合、30日 AirTrain JFKカードのみ)
- ルーズベルト島トラムウェイ(ペイパーライドのみ)
[編集] シングルライド
2003年まで使用されていたトークンの代わりとして登場した紙製のカード。1回限り、発行から2時間有効。
[編集] ペイパーライド
1回ごとに料金が引かれ、残高が少なくなったら1セント〜80ドルの範囲で、100ドルまで加算することができる。10ドル以上の加算に対しては、20%のボーナスがつく。1枚のカードで4人分まで同時使用可能。
[編集] アンリミテッド
1日・7日・30日間の乗り放題。1枚のカードで1人が同時使用可能。同じ駅あるいは同じバス路線では、前回使用時から18分経過まで次の利用ができない。
[編集] そのほか
学生、障害者、高齢者、MTA職員向けのカードもある。
[編集] 外部リンク
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