マジンカイザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『マジンカイザー』とは、永井豪の漫画『マジンガーZ』などをベースとしたOVAに登場するスーパーロボットの名称ならびに作品名である。『スーパーロボット大戦シリーズ』からのスピンオフ作品でもある。東映動画のマジンガーシリーズの設定とは全く別の世界観であることから、完全にパラレルな作品であり、「スーパーロボット大戦」など後年のファンからは支持されることがある一方、東映動画時代のファンからは強い批判を受ける作品でもある。
マジンカイザーの初出は、ゲーム『スーパーロボット大戦F完結編』。ゲーム内のみのオリジナルロボットであったが、同シリーズを重ねるうちに映像化が望まれ、2001年にOVA版『マジンカイザー』全7巻が、2003年には続編である『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』がリリースされた。また、幾つかのテーマソングも作曲されており、歌はマジンガーシリーズの歌を熱唱し続けた水木一郎が担当。
また、設定では当初ゲッター線を浴びた事でマジンガーZがマジンカイザーに進化したことになっているが、多くのファンがマジンガーZ、グレートマジンガーの2体と共に活躍するのを希望していた事で、後に発売された『スーパーロボット大戦α』シリーズでは設定を大幅に変更。マジンガーZよりも以前に開発されたプロト・マジンガーZが自己修復と自己進化で究極の魔神皇帝として生まれ変わった姿とされた。より本格的なスーパーロボット大戦でのデビューを果たし、『スーパーロボット大戦α外伝』よりようやく夢の3大マジンガーの競演を実現させる事に成功した。しかし、元々『UFOロボ グレンダイザー』の代役的な一面(『スーパーロボット大戦F』当時はデューク・フリード役の声優富山敬が既に亡くなっており、代役を立てて登場させる事もなかったため)が存在するため、未だにグレンダイザーとの競演は実現した事がなく、それを望むファンも存在する。
目次 |
[編集] 武装
主武装は以下の通り。登場作品によって保持する武装に差があり、名称が異なる場合もある。
- 光子力ビーム
- マジンガーZのものと同様だが、機体の出力の差を反映して威力は段違いで、並みの機械獣相手なら一撃で溶解させてしまう。
- ルストトルネード
- Zのルストハリケーンにあたる武器。出力はルストハリケーンよりも段違いに高く、下手をするとカイザー自身も吹き飛ばされてしまう程である。
- ターボスマッシャーパンチ
- Zのロケットパンチにあたる。側面にある螺旋状の刃を回転させて発射する事によって貫通力も更に増し、威力はグレンダイザーのスクリュークラッシャーパンチを凌駕している。
- カイザーナックル
- ターボスマッシャーパンチを発射せず、腕の回転で威力を高めた接近戦用の連続拳撃。最後に零距離からのターボスマッシャーパンチを発射する。
- 威力については、理論上は宇宙合金グレンをも粉砕可能とされる。
- カイザーブレード / ショルダースライサー
- グレートマジンガーのマジンガーブレードにあたる。ショルダースライサーは両肩に1本ずつ収納されている両刃の剣で、OVA版では未使用。カイザーブレードはOVAが初出で後にゲームでも追加された。胸のマーク部分から(サイズ的にありえないが)出現する。ゲームではOVA版における地獄王ゴードンとのシーンをイメージしてか、ファイナルカイザーブレードという上位技が『J』で登場する。超合金ニューZをも容易に切り裂く威力を持つ。
- ファイヤーブラスター
- Zのブレストファイヤーにあたり、威力はブレストファイヤーの数十倍。通常時の決め技として多用される。(OVAでは超合金Zすらまともに食らえば溶解する威力で、耐えられる装甲はカイザー自身の超合金ニューZαか、オリジナル・グレートの超合金ニューZの2種類のみらしい)
- ダイナマイトタックル
- 『F』及び『α』の武装として登場。強固な装甲を生かして一直線に突っ込む。
- ギガントミサイル / ギガスミサイル
- Zのミサイルパンチにあたるが、一発あたりのサイズが非常に大きい。そのため連射性よりも破壊力重視と考えられる。
- ジェットブーメラン / スクランダーブーメラン
- Zのスクランダーカッターにあたるが、使用法が大幅に異なる。スクランダーカッターが背中にスクランダーを装着、相手とのすれ違いざまに切り裂くのに対し、こちらは背中から取り外して、振り回したりブーメランのように投げて敵を切り裂く。
- カイザーノヴァ
- 初出は双葉社刊「スーパーロボット大戦F完結編コミック」に掲載された漫画より(作画:丸山功一。石川賢による真ゲッターロボも同時掲載された)。マジンカイザーの最強武器とされ、光子力反応炉を最大出力にする事で、莫大なエネルギーを一気に放出する。一般的な必殺光線の類とは異なり、特定の部位ではなく全身に纏ったオーラ(過剰エネルギー?)から撃ち出される。一説によれば、真ゲッターの必殺技である「ストナーサンシャイン」に匹敵する威力とされる。ゲームでは、『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』より使用可能となった。
[編集] ゲーム
前述の通り、マジンカイザーはゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズ内のオリジナルロボットとして初登場した。その登場の理由はゲーム中のマジンガーZの立場上の問題が大きい。
『スーパーロボット大戦』シリーズにおいて、マジンガーZはゲーム開始後まもなく登場することが大半であった。序盤に登場するため、多少の強化が施される場合があっても、終盤まで運用することは若干難しい存在であった(なお、近年のシリーズではマジンガーZの性能の底上げがされており、終盤まで充分使用可能となっている)。
同シリーズはその大半においてガンダムシリーズ、ゲッターロボシリーズ、マジンガーシリーズが登場する(これらは『御三家』とも称される)が、前2つのシリーズは後継機の登場により強化がなされるが、マジンガーは皆無であった(正確には、『第2次スーパーロボット大戦』で兜甲児がマジンガーZからグレートマジンガーに乗り換えるイベントがあったが、原作ファンからの批判が大きかった)。更にゲッターロボの第2のパワーアップ機体である『真ゲッターロボ』がゲームに登場したことで、マジンガーZの弱体化がより顕著となる。
さらに前述の通り、当時は今まで殆どの作品で登場していたマジンガーシリーズの一角である『UFOロボ グレンダイザー』の参戦が厳しい状況になっていた。
それらの状況の解消のため、生まれたのがマジンカイザーである。同シリーズ内において、真ゲッターロボと並び、究極のスーパーロボットとして扱われることが多い。
[編集] 『スーパーロボット大戦F完結編』
この作品においてのマジンカイザーは、ゲッター線(詳細は『ゲッターロボ』の項を参照)を浴びたマジンガーZが変質した機体と設定されている。結果、マジンガーZはおろかグレートマジンガーの性能すら凌駕する機体へと変化・進化した。
元のマジンガーZがいいというユーザーのために外見はそのままで基本性能や武器に強化が施された「強化版マジンガーZ」との二択となっており、どちらか一方しか入手することが出来ない。この強化版は基本性能などにおいてマジンカイザーに劣るが、長距離攻撃可能な武器など異なる特性を持っている。
[編集] 『スーパーロボット大戦α』シリーズ
この作品においてのマジンカイザーは、マジンガーZのプロトタイプが進化した姿である。あまりにも高性能ゆえに制御が困難であること、起動試験の際に動力である光子力反応炉が暴走した、などの理由で光子力研究所の第7格納庫に封印されていた。別名、「魔神皇帝」。装甲材は超合金ニューZα。真ゲッターロボと同様に強い意思を持っているような描写もあり、マジンガーZが絶体絶命の危機に瀕した際に、自らの意志で起動した。
「魔」「神」「Z」の3モードを搭載している。
「魔」モードは悪のマジンガーの存在を感知した際自動で起動し、コクピット(「カイザーパイルダー」と呼ばれる小型飛行機)無しでも自動操縦で戦うことができるが、最悪の場合、カイザー自身が破壊の権化と化す危険性もはらむ。パイルダーとのドッキング(パイルダー・オン)により「Z」モードに移行し、通常戦闘にはこのモードで臨む。
「神」モードは詳細不明であるが一種のオーバーブースト機能であると思われる。(マジンパワーの一種として扱われている)
OVA版『マジンカイザー』は、こちらに近い設定を採用している。
本作でも「強化版マジンガーZ」を選択することが可能であった。ちなみに、「α」では武器の性能から強化型マジンガーZの方が使い勝手がいいという意見もあった。
『α』ではマジンカイザーとマジンガーZは『F』と同様に二択であったが、『α外伝』以降では同時使用が可能になった。また『第2次スーパーロボット大戦α』以降、マジンカイザーのデザインはOVA版のものに差し替えられている。その際『スーパーロボット大戦α外伝』までは付いていたはずのカイザースクランダーがなくなり空を飛べなくなったため、ファンからの不評の声もあった(カイザースクランダーは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』でマジンカイザーのパワーアップイベントとして再び取り付けられ、その際に最強の必殺技であるカイザーノヴァも解禁される)。
[編集] 『スーパーロボット大戦GC』、『スーパーロボット大戦J』
スーパーロボット大戦オリジナルロボットとして誕生したマジンカイザーであるが、OVA版発売以降に発売されたスーパーロボット大戦ではOVA版を原作としてゲームに逆輸入した作品も登場した。詳細な設定はOVA版の項を参照のこと。
[編集] OVA
以下の2作品がバンダイビジュアルにより制作されている。
[編集] マジンカイザー
2001年に発表された作品。世界征服を企むドクターヘル率いる機械獣軍団とマジンカイザーの戦いを描く。TVシリーズや原作版とはパラレルワールドの関係で、『UFOロボ グレンダイザー』は設定・人物共に登場しない。全7話、DVD、VHSビデオ共に全7巻。
[編集] キャスト
- 兜甲児:石丸博也
- 剣鉄也:家中宏
- 弓さやか:内川藍維
- 炎ジュン:斎賀みつき
- ボス:立木文彦
- ムチャ:永野広一
- 兜シロー:相田さやか
- 弓教授:八奈見乗児
- Dr.ヘル:富田耕生
- あしゅら男爵:柴田秀勝&北浜晴子
- ローリィ:平松晶子
- ロール:菊池志穂
[編集] 登場メカ
- マジンガーZ
- 第1話で兜甲児が搭乗。デザインはTV版よりも原作に近い。作中において、機械獣軍団を率いる、あしゅら男爵らに捕獲される。ジェットスクランダーの登場はなく、パイルダーの色は白。なお、作中で強靭なはずの超合金の装甲が容易に破壊されていたのは、超合金Zが旧式化していたせいだと思われる。
- グレートマジンガー
- 第1、2、7話に登場。第1話に登場したものは光子力研究所製のレプリカで、TV版のスペックを有していない。7話に登場した機体がオリジナルのグレートである。そのため1話のグレートにはスクランブルダッシュがついておらず、内蔵式のジェットスクランダー(伸縮可能)となっている。しかしそれでも、性能はマジンガーZよりも上である。装甲はレプリカ・グレートが超合金Z製で、オリジナル・グレートは原作と同じく超合金ニューZ製。原作寄りのデザインで、特に頭部の形状はTVアニメ版と大きく異なっている。オリジナルとレプリカの外見上の差は手足の色。レプリカは黒いが、オリジナルは青い。
- マジンカイザー
- 兜十蔵博士がZやグレートを越え、神をも越える究極の機体として開発した、スーパーロボット。別名、究極の魔神。秘密の格納庫に秘匿されており、マジンガーZが絶体絶命のピンチに陥った際、自動でカイザーの元へパイルダーが飛んでいくようになっていた。ただし、その絶大なパワーは、操縦を誤ると暴走し、搭乗者の肉体へもダメージを与えてしまう。Zの扱いに慣れた甲児ですら、初搭乗時は暴走させ、彼自身も気を失ってしまったほどである。その性能は凄まじく、あしゅらマジンガー(マジンガーZ)を一蹴し、(レプリカの)グレートをも圧倒したほど。なお、超合金ニューZαの剛性はすさまじい性能を持つ(マジンガーZの攻撃を食らっても無傷、レプリカ・グレートのブレストバーンを受けても無傷)。
- あしゅら・マジンガー
- マジンガーZを捕獲し、Dr.ヘルが改造したもの。あしゅら男爵が搭乗したが、マジンカイザーに一蹴された。なお、搭乗メカであるパイルダーが失われたため、あしゅら男爵の専用車と合体しコントロールするようになっている。基本性能と武装はマジンガーZと大差ないと思われる。このメカによってマジンガーZとカイザーとの性能差が体現された。
- アフロダイA
- 弓さやかの乗るロボット。TVアニメ版とはデザインや配色が異なる。第2話であしゅら男爵により破壊される。
- ビューナスA
- 破壊されたアフロダイAにかわり弓さやかが搭乗。『グレートマジンガー』に登場した同名の機体とはデザイン、設定共に異なり、原作『マジンガーZ』で、ダイアナンAの代わりにに登場したビューナスAに近い設定を採用(そのため、モデルはさやか自身ということになっている)。後、妖機械獣ドラゴΩ1に取り憑かれて暴走、破壊される。なお、本作にはTVアニメ版『マジンガーZ』に登場した、ダイアナンAは未登場。
- ボスボロット
- ボスが光子力研究所の3博士を脅して作らせたロボット。パワーのみであればマジンガーZに匹敵する。なお、頭は取れる上に表情も変わる。
- スーパーロボット大戦Jにおいて、初めてOVA仕様のボスボロットが登場したが、これまでの弱さを覆すような使い勝手の良いステータス(修理・補給完備、バリエーション豊かな武装など)で登場し、旧作以来のファンを驚かせた。
- 機械獣
- ドクターヘルが世界征服をする為に製造した。
- TV版『マジンガーZ』で登場した機械獣
|
|
|
-
- 劇場版『マジンガーZ対デビルマン』で登場した機械獣
- マンテスK9
- トロスD7
- 劇場版『マジンガーZ対デビルマン』で登場した機械獣
-
- OVAオリジナルの機械獣
- あしゅらマジンガー
- バマラスY1
- バジンB9
- ゴーストファイアV9
- クロコダイバーO1
- ガラダブラMKO1
- 地獄王ゴードン
- OVAオリジナルの機械獣
[編集] サブタイトル
- 激闘! ダブルマジンガー
- 魔神降臨
- 甲児暗殺指令!
- さやか救出作戦
- 危機一髪! 光子力研究所
- 兜甲児、マグマに死す!
- 決戦!! 炎の地獄城!
[編集] テーマソング
- OPテーマ「FIRE WARS」
- 作詞:影山ヒロノブ
- 作曲:坂下正俊
- 編曲:河野陽吾
- 歌:JAM Project featuring 影山ヒロノブ
- 挿入歌「マジンカイザーのテーマ」
- 作詞:工藤哲雄
- 作曲:坂下正俊
- 編曲:須藤賢一
- 歌:水木一郎
- EDテーマ「TORNADO」
- 作詞:工藤哲雄
- 作・編曲:河野陽吾
- ストリングスアレンジ:須藤賢一
- 歌:JAM Project featuring 水木一郎
[編集] マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍
2003年に発表された作品。地球征服を企む暗黒大将軍、ミケーネ帝国とマジンカイザーの戦いを描く。原作に登場した「マジンガー軍団」も登場する。全1話、DVD、VHSビデオ(レンタルのみ)共に全1巻。
[編集] キャスト
- 兜甲児:石丸博也
- 剣鉄也:家中宏
- 弓さやか:内川藍維
- 炎ジュン:斎賀みつき
- ボス:立木文彦
- ムチャ:永野広一
- 弓教授:八奈見乗児
- ローリィ:平松晶子
- ロール:菊池志穂
- 暗黒大将軍:飯塚昭三
- ゴーゴン大公:長克巳
- 戦闘獣ダンテ:中田和宏
- リッキー:唐沢潤
- 東しゅん:中村大樹
- 大出政雄:三宅健太
[編集] 登場メカ
- マジンカイザー
- 前作から弓教授らにより更に強化されており、新兵器としては冷凍ビームが装備され、カイザーブレードも胸部からゲーム版のショルダースライサーのように両肩に1本ずつ、計2本装備に変更されている。
- グレートマジンガー
- 前作の項を参照。
- ビューナスA
- 前作のものとは別の機体。炎ジュンが搭乗し、デザイン、設定共に『グレートマジンガー』に近いものとなっている。ビューナススクランダーは登場しない。
- ミリオンα
- マジンガー軍団のうちの1機で、ローリィ&ロールが搭乗。電磁砲を装備。下半身がないので、常に浮遊している。
- バイオンβ
- マジンガー軍団のうちの1機で、東しゅんが搭乗。ルストハリケーンを装備。
- ダイオンγ
- マジンガー軍団のうちの1機で、陸上自衛隊出身の大出政雄が搭乗。ブレストファイヤーを装備。
- ボスボロット
- 前作の項を参照。
- 暗黒大将軍
- ミケーネ地上制圧軍団の総指揮官。
- 怪鳥将軍バーダラー
- 鳥類型戦闘獣の指揮官。
- 猛獣将軍ライガーン
- 猛獣型戦闘獣の指揮官。
- 魔魚将軍アンゴラス
- 魚類型戦闘獣の指揮官。
- 大昆虫将軍スカラベス
- 昆虫型戦闘獣の指揮官。
- 悪霊将軍ハーディアス
- 悪霊型戦闘獣の指揮官。
- 妖爬虫将軍ドレイドゥ
- 爬虫類型戦闘獣の指揮官。
- 超人将軍ユリシーザー
- 人間型戦闘獣の指揮官。
- 戦闘獣
- ミケーネ帝国が地上制圧のために派遣した。戦闘力は機械獣を上回る。
- TV版『マジンガーZ』(最終話)および『グレートマジンガー』で登場した戦闘獣
|
|
|
-
- 劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』で登場した戦闘獣
- 魚類型戦闘獣・スラバ
- 爬虫類型戦闘獣・ジャラガ
- 鳥類型戦闘獣・バーディアン
- 昆虫型戦闘獣・ライゴーン
- 猛獣型戦闘獣・マモスドン
- 悪霊型戦闘獣・ダンテ
- 人間型戦闘獣・バルマン
- 人間型戦闘獣・アルソス
- 爬虫類型戦闘獣・グロスデン
- 劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』で登場した戦闘獣
[編集] テーマソング
- OPテーマ「The Gate of The Hell」
- 作詞:影山ヒロノブ
- 作・編曲:河野陽吾:
- 歌:JAM Project featuring 福山芳樹
- 挿入歌「魔神見参!!」
- 作詞・作曲:影山ヒロノブ
- 編曲:須藤賢一
- 歌:JAM Project featuring 遠藤正明
- EDテーマ「戦士よ眠れ…」
- 作詞:影山ヒロノブ
- 作曲:福山芳樹
- 編曲:河野陽吾
- 歌:JAM Project featuring 福山芳樹
[編集] ラジオドラマ
ラジオ番組「ラジオ・スーパーロボット魂」(文化放送)内で放送された。 「マジンカイザー傳」としてファーストスマイル・エンタテインメントからCD化された。OVAとは設定が異なる。
主人公の真野晶役を鈴木真仁が勤めているが、これは番組のメインパーソナリティであること以外に彼女の愛称が「マジンちゃん」であることからも来ている。
[編集] サブタイトル
- 「破滅!」
- 「出撃!」
- 「死刑囚24号」
- 「カウンセリング」
- 「恋と嘘」
- 「暗殺計画」
- 「戦う理由」
- 「激戦」
- 「運命の再会」
- 「兄のロボット 鋼馬XX」
- 「家族の夢」
- 「優しさの意味」
- 「罠」
- 「慟哭」
[編集] キャスト
- 真野晶:鈴木真仁
- 瞳アイラ:南央美
- 真野一郎:水木一郎
- 真野愛子:堀江美都子
- 神宮寺京介:八奈見乗児
- ラオール・ウルフ:小杉十郎太
- 相川ユリカ:日高のり子
- 柴田荘司:関俊彦
- ダン・オルセン:大塚明夫
- 西城剛:若本規夫
- 反町剣二:速水奨
- 死刑囚0023号:堀内賢雄
- 防衛隊員ヤマカゲ:影山ヒロノブ
- 真野達也:石田彰
- 避難民:金子幸伸
- 避難民:並木のり子
- ナレーター:岡部政明