ホンダ・ストリート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
軽自動車枠に収まったキャブオーバー型ボディを持った商用バン。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 初代(1981-1988年)
1981年2月1日、アクティの豪華版アクティ・ストリートとして登場。 丸目のヘッドライトと少し離れて配置されたグリルが醸し出すユーモラスな雰囲気はベース車であるアクティ譲り。
- 発売時の現金標準価格は「標準ルーフ」で71万5000円。
また、この時ヘッドライトが角型に変更され、アクティとの差別化が図られたほか、エアコンがオプション設定される。
4WD車のみを前輪ディスクブレーキと5速に変更。
- 1985年8月、マイナーチェンジ。ヘッドライトの形状を変更。
ギア比を高速向きに変更し、2WD、4WD問わず、5速に変更。
1983年と1985年のギア比の比較
- 1速 4.081 → 3.820
- 2速 2.434 → 2.222
- 3速 1.656 → 1.573
- 4速 1.130 → 1.031
- 5速 --- → 0.750
最終減速比 6.555 → 6.232
また、前輪ディスクブレーキを採用し、オプション設定だったエアコンを標準設定に変更。
[編集] 2代目(1988-1999年)
発売時の東京地区標準現金価格は「2WD L MT車」で92万円。 当時では珍しいリアのスライドドアに全開閉式ウインドウを採用したことや、リアシートが足下のスペースに完全に格納されるなどの装備をし、現在のフィットやモビリオなどのホンダRVの原型を作った。
エンジンが3気筒になり、12バルブとなった。
- 1993年マイナーチェンジ。ヘッドライトのデザイン変更。翌年にはアクティも同様に変更される。
- 1996年マイナーチェンジ。ウインカーレンズがクリヤー化される。