フリアント
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フリアント(Furiant)は、ポルカ、ソウセツカー同様、チェコの民族舞曲の一種。
楽譜上は3拍子で書かれているが、実際には<2+2+2+3+3>が基本のリズムになっている。この変則的なリズムと急速なテンポが相俟って、力強く激しい曲想を聴く者に印象付ける。
実例としては、ドヴォルザークのスラヴ舞曲集Op.46の第1曲をはじめ、スメタナやフィビフのピアノ作品にも使われている。またドヴォルザークは、フリアントと哀歌ドゥムカを組み合わせて使うことが多い。
[編集] フリアントを用いた作品
- Bedřich Smetana
- 歌劇「売られた花嫁」
- チェコ舞曲集
- Antonín Dvořák
- スラヴ舞曲集 Op.46-1,8
- 二つのフリアント Op.42
- 弦楽四重奏曲第10番
- ヴァイオリン協奏曲
- 交響曲第6番
- ドゥムカとフリアント Op.12
- 交響曲第7番
- 詩的な音画
- Zdeněk Fibich
- 気分、印象と追憶 Op.47-59
- Vítězslav Novák
- 「若さ」より「フリアント」op.55-20