Privacy Policy Cookie Policy Terms and Conditions フィアット・X1/9 - Wikipedia

フィアット・X1/9

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フィアット・X1/9 1974モデル
フィアット・X1/9
1974年から輸入されたモデルとほぼ同一のアメリカモデル(並行輸入)
フィアット/ベルトーネ・X1/9
製造期間 1972年1989年
フィアット1300初期モデル
ボディタイプ 2ドア スパイダー
ボディカラー 黄緑/白/緑/青/黄/赤などのソリッドカラー
エンジン 128AS型 直4 1290cc 75PS
(66PS)
駆動方式 MR
トレッド 1335/1343mm
ホイールベース 2202mm
フィアット1300後期モデル
生産開始 1977年
ボディカラー 黄緑/薄青/金/銀などのメタリックカラーを追加
エンジン 128AS型 直4 1290cc 73PS
(61PS)
フィアット1500モデル
生産開始 1979年
エンジン 138AS型 直4 1498cc 85PS
(66PS)

138BS型 インジェクションモデル追加 75PS
(75PS)1981年

ベルトーネ前期
生産開始 1982年
ボディカラー 黄/赤/銀などと黒灰のツートン
エンジン 138AS型 直4 1498cc 85PS
(85PS)
ベルトーネ後期
ベルトーネ・X1/9ベルトーネ・X1/9
1986年からの最終モデル(ドイツ)Wikimedia より
生産開始 1986年
ボディカラー 単色の黄/白/黒のソリッドカラーと

赤紫/青紫/薄青のメタリックカラーなど

エンジン 138AS型 直4 1498cc 85PS
(75PS)
備考
先代 フィアット・850スパイダー
兄弟車 フィアット・128
後継 フィアット・バルケッタ
エンジンの項目で(カッコ)内は日本仕様
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています

X1/9X1-9(エックスワンナイン), 1972年11月26日 - イタリアシチリア島のタルガ・フローリオコース上にて発表)は、フィアット社が生産したフィアット128ベースのスポーツ・スパイダー。「128AS」という形式名のSはスパイダーを意味する。1978年5速ミッションが追加され1500ccへ排気量アップしてからは「128AS1」となる。1982年3月からベルトーネに販売権を移行し1989年まで生産された。量産ミッドシップスポーツカーのパイオニア的存在。

目次

[編集] 概要

[編集] 成り立ち

フィアット・850スパイダーの後継車種として、ベルトーネが提案したアウトビアンキ・ラナバウト(1969)を原型としている。いくつかのパーツをフィアット・128と共有し、より現実的な形での大量生産ミッドシップとしてお手本となった。とはいえ、提案から3年余り、紆余曲折を経てさまざまな実験が行われ、開発されたシャーシ・ボディ・サスペンションは完全な新設計で、そのまま競技へもちこんでもおかしくないほど高剛性であり、高い潜在能力を誇る。

あらゆる方向から検証してみても、X1/9がこのような形で生まれたことは、奇跡的なことといえる。事の発端はイタリア自動車協会の会長ダンテ・ジアコーサ氏のプロジェクトだ。横置きエンジンの脇にトランスミッションとデファレンシャルギアをくっつけたのは彼の発明であるが、このジアコーサ式横置きユニットをそのまま運転席の背後へ移動したミッドシップを作るという構想で1960年の後半から幾度となく実現化が図られた。このプロジェクトはG31と呼ばれた。

初のジアコーサ式ミッドシップ車はアウトビアンキ・クーペとして1967年に発表された。128のパイロットモデルとなるアウトビアンキ・プリムラのエンジンを背後に積んだ。

同じことをベルトーネが提案した。フィアットへ向けてA112(のちに127とも共通)のエンジンを積んだミッドシップ・ボート、アウトビアンキ・ラナバウトとして1969年11月のトリノショーで発表された。

その後フィアットは具体的にX1/1として開発を進めていた初のFF車、128(1969年発表)のパワートレーンをベースとし、850スパイダーの後継車として北米マーケットをターゲットとしたスポーツ・スパイダーをベルトーネに提案させる。 フィアットはFFFRの2案出すように依頼したが、ベルトーネはFF車とFR車、3番目にMR車を提案した。ヌッチオ・ベルトーネにはスモール・ミウラを作りたいという野望があってミッドシップ案を押したが、フィアットの首脳陣は大量生産として可能性の高いFF車を選んだ。 しかしモータースポーツ好きでもあった時のフィアット社長“ジャンニ・アニェッリ”によりミッドシップ案で決定したのだ。

このプロジェクトはX1計画の9番目となりベルトーネのもとで開発が進められた。ボディスタイルのみならずランチア・ストラトス同様ホイールベースから全体のディメンションにいたるまでを当時のベルトーネ・チーフデザイナー、マルチェロ・ガンディーニが決定した。シャーシ構造などはフィアット技術部のプレオ技師が担当し、走行テストなど、サスペンション開発、パワートレーン系でコンサルタントとしてジャンパオロ・ダラーラが参加した。北米向けの厳しい安全規定へ対応させるため、それまでフィアットのスパイダーモデルに採用されていた伝統的で軽快なソフトトップは不採用となったが、取り外してフロントトランクへきちっと収納できるタルガトップは、ガンディーニらしい良くできた設計であった。

ガンディーニはX1/9について、「今でもそのコンセプトを気に入っているしスタイリングにも満足している[1]」と語り、ダラーラは最も好きなクルマは?の問いに「ミウラ、X1/9、最初のF3モノコック[2]」と語っている。彼は「X1/9プロジェクトに参加し1リットルから1.6リットルエンジンでテストした[2]」とも語った。 また、当時まだ情報のない頃、ギア(トム・ジャーダ)デザインのデ・トマソ1600GT(1971トリノショー)が、酷似していることから広まってしまった「フィアットがこのデザインを買ってベルトーネにリデザインさせた[3] 」というがあったが、当時のデ・トマソ関係者からの証言により、デトマソにX1/9の設計図が漏洩し、それを元にアレッサンドロ・デトマソがトム・ジャーダにリデザインさせた、とされている。

エンジンは128クーペ、128ラリーとほぼ同型で1969年に128のためにアウレリオ・ランプディが設計した1116ccを基本としたボア×ストローク86.0*55.5という超ショートストロークでレーシーなシングルカムヘッド1290ccとされるが、アバルト・OT1300のエンジンの基本設計をベースにフィアットがチェーン駆動をベルト方式に変更し、シングルカムヘッドを新設計した1290ccエンジンがX1/9に採用されたとする説もある。(ただし、この件を事実としてとらえているのはアメリカのアバルト・コレクター兼、パーツ販売を行っていたアル・コセンチーノ氏の文献のみである)[4]。オリジナルではEC仕様で75PSという非力なエンジンを、ダラーラやスクーデリア・フィリピネッティは機械式インジェクションツインカムヘッドにより190PSにまでチューンアップしている。また、オーストラリアのプライベートチューナーは1300ユニットにツインウェーバーDCOEという組み合わせで9000rpm225km/hという速度記録を立てた。

[編集] 実際より低く評価されたX1/9

世間一般には大衆車、リーズナブルなミッドシップで通っているがこれをベースにWRCへ挑んだジョルジョ・ピアンタによれば「フィアットは速すぎるので作るのを止めてしまった」と言っている。フィアット・アバルトX1/9プロトティーポの開発リーダーであった。

特筆すべきはそのサスペンションである。「これきしのパワーの車に、なぜこのようなすばらしい“足”が必要なのかと疑いたくなる[5]」と言われるように平凡なストラット式ではあるがリアのVの字に開いたロアウィッシュボーンアームは極めて強靱だ。のちの競技モデルでもサス・アームを軽量化することはあっても、構造まで変更するには至っていない。アンチロールバーを追加する程度だ。

プロジェクトを取り巻く人物がミウラやストラトスの開発に携わったメンバーであること。これがX1/9をここまでレーシーに生んでしまった原因であると考えられる。当時フィアット社としては大衆車128ファミリーの仲間であることを強調した。競技車両としての資質はなるべく隠された。ガンディーニによる優れたパッケージングは単なるミッドシップ2シーターにしては異例に荷物がつめる実用的スポーツカーとなり850スパイダーに負けず大ヒットした。

1982年フィアットはX1/9の販売権をベルトーネに渡す。フィアットとしてはいくらエンジンを生産してそのボディに載せようが赤字であった。ベルトーネにしてみれば中規模であるグルリアスコの自社工場をいっぱいにするX1/9はドル箱的存在であった。ベルトーネが全てを受け持つのが誰が見ても妥当であったし、ヌッチオはこのことをあらかじめ考慮してミッドシップ案を押したのだった。このような経緯が車名を128スパイダーとせずプロジェクト名「X1/9」のまま市販した理由でもある。

イギリス、ヨーロッパの熱狂的ファンに惜しまれながらもX1/9は1989年3月で生産をやめた。数々の伝説を残した

ダラーラモデルは1400万リラ(当時日本円で600万円相当)で、各国のレースドライバーに買われたがイタリア国内のヒルクライムではすべてにおいてクラス優勝。BMW、ポルシェなどと混走するグループ5でも健闘し戦績を残した。

WRCへ向けたアバルトX1/9プロトティーポのプロジェクトは1973-74にかけてのオイルショックの余波をもろにうけ、過度の不景気とフィアットの販売政策のために中止されたが、20秒以内で200km/hに達する加速は131ラリーよりも速かった。のちにシャルドネカラーのストラトスを駆ってモンテカルロを6連勝したベルナール・ダルニッシュはイタリア・フランスの国内ラリーにおいて、X1/9プロトティーポで何度も優勝していることはあまり知られていない。70年代のイタリア人ラリースト(ダリオ・チュラート)によればストラトスと比べてX1/9プロトティーポのほうが扱いやすく正確にコーナーを曲がれるとコメントした。[6]


市場では絶対的パワー不足、日本の高温多湿では性能を発揮できなかったボディ防錆処理と、夏の渋滞でのオーバーヒート。1983年当時アメリカの倉庫で水難にあった車両が大量に日本へ流れ、処理の悪かった車両で壊滅的ボディ状態等がすべて負の方向にイメージ拡大し、消費者の評判を悪くした。

しかし、現代においても絶大な人気を誇り、イタリア国内のヒルクライムレースにおいては、今でも速いクルマとして認識され、日本でもサーキットで上位を狙えるベース車両として中古車市場で買い注文が多い。


[編集] 各モデルの歴史

X1/9には大別してフィアットとベルトーネにわけられるが、当時の排ガス規制等により各国向けに様々な細かい仕様のちがいがあり、日本モデルもその種類が煩雑なほどある。海外では、さまざまな特別モデルも存在し、また競技用として開発したモデルもここで紹介する。

[編集] 市販モデル

1972.12月-1989.3月まで16万台以上が生産された。

  • 1300(1973-1975)
1972.11.26 発表、1973イタリア国内デリバリー価格190万リラ(約90万円)、1973.10東京モーターショー発表、1974.6よりロイヤルモータースによって輸入。販売価格189万円。直4 SOHC、1290ccを横置き、ギアボックス4速。前後ストラット式コイル+ダンパー、前ラディアスアーム+トイリングアーム、後ロアウィッシュボーン。本国モデル880kg/75馬力、最高速170km/h。0-400km=18.6秒、日本モデルは基本アメリカ仕様と同等で圧縮比8.9→8.5に下げ、48年排ガス対策がされ890kg/66馬力、160km/h。18.9秒。車両のディメンション(mm)はホイールベース2202|全長3900|全幅1570|全高1170
  • 1300(1975-1976)
1974年に施行されたFMVSS(連邦保安基準)に適合した5マイルバンパーを装着し、エンジンスペックはそのまま、車重935kgに増加。ロイヤルモータースのカタログも変更。イタリアではオーバーフェンダーや専用ホイール、ダックテイル等を装備したレースモデルCORSAが発表。
  • 1300(1976-1978)
ヨーロッパではスペシャル・シリーズ(Serie Speciale)と銘打たれマイナーチェンジ。圧縮比8.9→9.2に上げ、各国でそれぞれの排ガス規制が採られた。日本仕様は圧縮比8.5のまま51年排ガス対策がされ935kg/61馬力ともっともパワーがないモデル。東邦モーターズが正規代理店となり輸入された。販売価格222.7万円(1978年)ボディサイドに黒い升目の入ったストライプはそのまま採用され、ベルトーネのサインプレートが連番入りでボディの左右フェンダー、あるいはどちらか片方に付く。1977年のF1チャンピオンに輝いたニキ・ラウダは連番の0001をFIATよりプレゼントされた。
  • 1500(1978-1982)
1978.10月イギリスのバーミンガム・ショーでデビュ、右ハンドル仕様。それまで右ハンドルを待ち望んでいたイギリスのためにまっ先にニューモデルをという意が込められていた。ストローク拡大で1498ccになり、トルクが増え扱いやすく、しかもギアボックスに5速が追加された。リアトランクのサインプレートはX1/9 5 Speedとなる。本国モデル920kg/85馬力、最高速180km/h。0-400km=17.8秒。同じく東邦モーターズが輸入した日本モデルは980kg/66馬力、165km/h。18.7秒。ホイールベース2202|全長3969|全幅1570|全高1170|トレッド前1345|後1365 販売価格239.7万円(1979年)
  • 1500FI(1981-1982)
アメリカ向けにボッシュ・Lジェトロニック、電子燃料噴射を採用。940kg/75馬力、のものが東邦モーターズで少量販売された。キャブ仕様にくらべパワーがある。
  • ベルトーネ(1982-1985)
1982.3月ジュネーブ・ショーでデビュ。エンブレムはすべてFIATからベルトーネのものになった。日本では代理店がBICS三晴となり本国の920kg/85馬力に3元触媒を追加したのみで排ガス規制をクリア。パワーは85馬力のままとされる。2トーンカラーのボディ。内装は本革製でパワーウィンドウが標準装備。9.2の圧縮比と24-68のハイカムを持つ稀少モデル。販売価格298.8万円(1983年)
  • ベルトーネ(1986-1989)
サイドプロテクター、リアスポイラー等がつきエンジンフードもボディと同色カラーとなる。ボッシュ・Lジェトロニックによる75馬力。車重1010kgともっとも重くなった。ディーラーはオートリーゼン。


[編集] 競技モデル

  • フィリピネッティX1/9(1973)
X1/9の発表後間もない1973年3月ジュネーブショーで発表される。スクーデリア・フィリピネッティが手掛けたレーシングバージョン。一説によると技術者でありF1レーサーであったマイク・パークスが強く関わったとされる。エンジンは1290ccのままクーゲルフィッシャー製機械式インジェクションによる4バルブヘッドで190馬力を発生。最高速210km/h。特徴としてカンパニョーロ製5本スポークホイールで前7.5J/後9.5Jという極太タイヤを履く。
  • フィアット・アバルトX1/9プロトティーポ(1973-1975)
WRC参戦を目的としたラリーカー。1971年10月にフィアットがアバルトを買収したのち、フィアット社開発ドライバー兼技術者であった、ジョルジョ・ピアンタの発案で開発がスタートした。1974年3月シチリア島ラリーがデビュー戦でピアンタ自らがドライバーとなってテストされたがリタイヤが多かった。その後、改良モデルによっていくつかの国内ラリーで完走を果たし、1975年フランス国内でのラリーはベルナール・ダルニッシュがドライバーを務め、そのほとんどで優勝している。その年の公式レースを最後にプロジェクトは中止。理由は資金不足。X1/9より131のほうが売れると見込んだ販売政策。また、ランチアを傘下におさめたフィアットにとって、ストラトスと並んで同様なミッドシップカーが2種参戦することは意味がないと考えた。1976年からWRCはアバルト131ラリーで争われ、これがフィアット車をベースとした最後のモデルとなる。1976年アバルトX1/9のプロジェクトはランチアへと引き渡され、多くの有効な手段はストラトスへ引き継がれた。1台の試作車(試作とはいえ他の3台と同様に実戦投入された)と3台のラリーバージョン、1台の市販バージョン(同モデルを500台以上[のちに400台以上に緩まる]生産しホモロゲーションを取得するため)、そしてもう1台がラリー用スペアとして用意されていた。ラリーバージョンのエンジンはすでにフィアット・アバルト124ラリーで実戦投入されていたものを採用。その変遷とともに大きく2タイプに分かれる。ひとつは圧縮比11.4、2バルブヘッドにウェーバー44IDFを装備したボア×ストローク:84.0×79.2mm1756ccで180馬力、もう一つは48IDFの86.0×79.2mm1840ccで210馬力を発生する。クーゲルフィッシャー・インジェクションもテストされた。750kg/210馬力、加速0-100km/h=6.8秒、0-400m=14.5秒、最高速210km/h。車重950kg弱の124ラリーに比べ小さなX1/9プロトティーポは明らかに戦闘力が高かった。生産数:5台+1台(市販モデル)
  • ダラーラX1/9(1975-1976)
FIA グループ5(シルエット・フォーミュラー)を視野に入れ開発されたレーシングカー。1975年10月パリ・オートサロンにて発表。出展時の車名はDallara Bertone Icsunonove。icsunonoveはイタリア語でX(ics)1(uno)9(nove)の意。巨大なウィングとオーバーフェンダーを備えたベルトーネ製ボディはやはりマルチェロ・ガンディーニによるもの。ジャン・パオロ・ダラーラはそこに独自設計によるエンジンとトランスミッションを載せFRP製ボディパーツと耐火素材であるFPTを室内に利用するなどで徹底的に軽量化、サスペンションにも改良を施した。1289cc128ASブロックをベースに4バルブツインカムヘッドを載せクーゲルフィッシャー機械式燃料噴射装置により192馬力を9700回転で発生。オイル循環は専用オイルパンとオイルポンプによるドライサンプ式。シーケンシャル式オリジナルトランスミッションにはLSDが追加され、サスペンションのアーム類は全てパイプシャフトによる独自の設計がされていた。車重650kg。ホイール:前8J/後11J。生産数:約10台
  • ダラーラX1/9 1.6(1976-1978)
ボアはそのままストロークアップを施し86.0×68.0mm 1580ccになったセカンドバージョン。最高出力は210馬力となる。外見上の見分けはフェンダーのホイールアーチより後に冷却用の排出ダクトがあること。最終バージョンではリアウィングがボディと一体化されよりワイドになったモデルも存在する。最高速度230km/h。生産数:約20台。


[編集] 参考文献

  1. 出典:カースタイリング1990.No.77 三栄書房「マルチェロ・ガンディーニ」シャンカルロ・ペリーニのインタビューより
  2. 2.0 2.1 出典:AutoItalia[英]1998.4 Interview with Gian Paolo Dallaraより
  3. 出典:カーグラフィック1973.2 二玄社 New Model フィアットX1/9より
  4. 出典:Faza Car Graphic Abarth Guide Alfred S. Cosentino (著) 1984.6 二玄社 Abarth OT1300より
  5. 出典:オートスポーツ1975.3 三栄書房 試乗インプレッションより
  6. 出典:Ciao!NEWS[米] 2003.9 The X1/9 Abarth Prototipo、RuoteClassiche[伊]Genevieve Obert訳の引用より

[編集] 文献資料

  • 『Fiat X1/9』Carlo Alberto Gabellieri, Stefano Serain - テキストはイタリア語
Giorgio Nada Editore ; ISBN 88-7911-285-6 ; (2002)
  • 『Fiat X1/9: A Collector's Guide』Phil Ward - イギリスのオーナーズクラブが協力している。
Motor Racing Pubns ; ISBN 18-9987-051-2 ; (1994)
  • 『Fiat X1-9 (Super Profile Car Series)』Graham Robson
Motorbooks Intl ; ISBN 08-5429-341-8 ; (1983)

[編集] 関連項目

  • マルチェロ・ガンディーニ: X1/9の開発リーダーともいえるスタイリスト。
  • ランチア・ストラトス: X1/9の構造設計において参考にされた車。
  • ランチア・モンテカルロ: X1/9の上級版とてピニンファリーナが開発を任された車。
  • ヌッチオ・ベルトーネ: X1/9に強い野望をもった生みの親といえる。

[編集] 外部リンク

  • X1/9 ITALIA 北イタリアで活動するオーナーズクラブ
  • X1/9 Owners' Club イギリスのオーナーズクラブ
  • group Runabout 現存する日本唯一のオーナーズクラブ
  • Filipinetti X1/9 現存するフィリピネッティX1/9の復活プロジェクト
  • Alex' X1-9 Page アバルトX1/9、ダラーラX1/9の非常に詳しい情報が確認できるサイト
THIS WEB:

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