バトントワリング
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バトントワリング(Baton Twirling)とは、両端にゴム製のおもりをつけた金属の棒を回したり空中に投げたりする演技を行うパフォーマンスである。またスポーツの一種でもある。
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[編集] バトン
中央の棒をシャフトと言い両端のおもりはボールと呼ばれる。ボールは大きさが異なるために重心(バランスポイント)はシャフトの中心から少し外れたところにある。
[編集] 技法
大別して次の3種類に分かれる。
- エーリアル - バトンを空中に投げる動作。
- ロール - バトンを手で持たずに身体を転がす動作。
- コンタクトマテリアル - バトンを手や指で回転させる動作。
コンタクトマテリアルはコンタクトと略される場合がある。
これらのバリエーション、組み合わせで技法は数千種に細分される。
また、バトントワリングでは、側転や、転回などの技も求められる。
イリュージョンなどもその一つだ。
[編集] 歴史
軍楽隊の指揮者(ドラムメジャー)が指揮杖を振り回したのが原型とされる。その為、現代でもしばしばマーチングバンドと共に行動する。20世紀初頭にアメリカ合衆国で広まり日本へは1959年に曲直瀬 正雄(まなせ まさお)によって紹介され1960年代に高山アイコ等の演技者によって学校を中心に広がった。また、現在、バトントワリングの世界大会で連続して優勝した高橋典子が、世界的に有名なパフォーマンス集団である、シルクドソレイユで活躍している。
[編集] 関連項目
- チアリーダー
- ダンス
- カードキャプターさくら - 主役・木之本桜の特技のひとつ
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