ドラえもんの道具 (しは-しん)
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ドラえもんの道具 (しは-しん)では、藤子・F・不二雄の漫画及びアニメ『ドラえもん』に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の4次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「しは」で始まるものから「しん」で始まるものまでを列挙する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] シミュレーションホログラム
シミュレーションホログラムは、映画『のび太と竜の騎士』に登場する。
様々な出来事をコンピューターで計算し、立体映像で虚空に投影して再現する機械。劇中では白亜紀の巨大隕石による恐竜絶滅の様子を、これで再現した。
[編集] 地面じゅうたん
※ 大自然セットを参照。
[編集] 四面テント
四面テント(しめん -)は、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻収録)に登場する。
寝相の悪い人向けのテント。正四面体の形をしており、中で寝ている人の寝相に合わせ、テント自体が地面を転がってくれる。
[編集] 時門
時門(じもん)は、『時門で長~~い一日』(てんとう虫コミックス31巻に収録)などに登場する。
ダムの水門のような形をした道具で、この門を閉めておくと、水門が水流をせき止める様に、時間の流れがせき止められてゆっくりと流れる。たとえば門を3分の2ほど閉めておけば、人間が5~6時間ほど動き回っても、時計の針は30分しか動いていない、といった状態になる。効果は世界中に及ぶようである。
大山版アニメでは、水門を開くと溜めた水が勢いよく流れる様に、余り長く時間をせき止めると開放直後の時間が速く流れていくことになっている。
[編集] シャーロック・ホームズ・セット
※ ホームズ・セットを参照。
[編集] ジャイロカプセル
ジャイロカプセルは、映画作品『のび太の宇宙開拓史』に登場する。
人間が4人乗り込める程度の大きさの球形の乗り物。地面や斜面を転がって移動する。どんな急斜面でもスピードを自在にコントロールできる上、内部の操縦席は常に水平に保たれる仕組みになっている。
また偽装能力を持ち、劇中では周囲に無数の岩を引き寄せることで、ジャイロカプセル自体を岩塊に偽装して使用された。
[編集] シャシンシャベール
シャシンシャベールは、『シャシンシャベール』(カラー作品集2巻収録)に登場する。
人物の写真にこの薬剤をかけると、意思を持ったかのように喋りだす。質問をすることで、その人物が考えていることを聞き出すこともできるが、本人が喋りたくないようなことは写真も喋ってくれない。
[編集] 写真入りこみスコープ
写真入りこみスコープ(しゃしんはい -)は、『写真入りこみスコープ』(藤子不二雄ランド30巻、カラー作品集2巻収録)に登場する。
この機械に写真(普通のカメラで撮影したもの)を入れると、壁に貼ったスクリーンに映像を投影でき、さらにスクリーンを通じてその写真の中の世界へ入り込むことができる。劇中の描写で見る限り、機械で作り出した異世界へ入り込むわけではなく、写真を通じてその撮影した時点のその場所へ実際に行っているようである。
[編集] ジャストホンネ
ジャストホンネは、『ジャストホンネ』(てんとう虫コミックス39巻収録)に登場する。
瓶入りの錠剤で、これを飲むと本当に心に思ったことしか喋れなくなる。効果は1錠で丸1日有効。
[編集] シャッキリオイル
シャッキリオイルは、映画『ドラミちゃん 青いストローハット』に登場する。
ドラミ特製のオイル。このオイルを機械にさすと、どんな機械も軽やかに動けるようになる。
[編集] ジャックと豆の木下半分
ジャックと豆の木下半分(ジャックとまめのきしたはんぶん)は、『高層マンション脱出大作戦』(「小学三年生」1990年1月号掲載)に登場する。
この豆を蒔くと、たちまち太い根が下方向へと伸びる。高いところでこれを使えば、根が地面目掛けて伸びるので、地面に降りるための梯子代りに使用することができる。
[編集] ジャック豆
ジャック豆(- まめ)は、『ジャック豆』(カラー作品集1巻に収録)、『雪がなくてもスキーはできる』(てんとう虫コミックス21巻収録)、映画『のび太の南海大冒険』などに登場する。
この豆を地面に撒いて水を与えると、たちまち雲に届くほどの豆の木が伸びる。「南へのびろ」などで伸びる方向も自在に操ることができる。「戻れ」と言えば、元の発芽前の豆に戻る。
また、『のび太の南海大冒険』では、豆の入った缶を地面に挿すだけで、水を与えなくともたちどころに成長するよう設定が変更されている。
[編集] シャックリ止め箱
シャックリ止め箱(シャックリとめばこ)は、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻収録)に登場する。
この箱を開けると、開けた人にとって最も恐い物が飛び出し、びっくりしてシャックリが止まる。
[編集] しゃっくりどめびっくり箱
しゃっくりどめびっくり箱(- ばこ)は、『大きくなってジャイアンをやっつけろ』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」1巻に収録)に登場する。
箱の中からばね仕掛けでナイフが飛び出すびっくり箱。読んで字の如くの目的に使用すると思われるが、劇中ではドラえもんが間違えて出しただけで、実際には使用されていない。
[編集] シャベリップ
※ ミミダケとシャベリップを参照。
[編集] シャベルじょう
シャベルじょうは、『ドラえもんの大ひみつ』(「小学五年生」1976年1月号掲載の特別企画)に登場する。
瓶入りの錠剤で、これを飲むと、秘密にしていたことや隠し事をペラペラと喋ってしまう。
[編集] シャボン玉ピストル
シャボン玉ピストル(- だま -)は、『はりええほんドラえもん』(「幼稚園」1973年3月号掲載)に登場する。
てんとう虫コミックスでは、6巻収録「ドラえもん百科」に登場する。
[編集] シャラガム
シャラガムは、『シャラガム』(ドラえもん+3巻)に登場する。
ガムの一種で、名称は「ガムシャラ」の洒落。これを噛んで物事を決心すると、どんな障害があろうともその事をガムシャラにやり遂げようとする……というのはドラえもんのついた嘘であり、実はただの菓子のガム。のび太が何を決心してもすぐ他のことに心を奪われてしまうことや、すぐひみつ道具に頼る性格を嗜めるために出した。
のび太はこのガムにより、静香の誘いやジャイアンの暴力などの邪魔を振り切りつつ決心を貫くが、ここでドラえもんは種明かしをし、のび太が自分自身の力で決心を貫き通せることを証明した。
[編集] じゃんけん箱
じゃんけん箱(- ばこ)は、『じゃんけん箱』(ぴっかぴかコミックススペシャルに収録)に登場する。
びっくり箱のようにグー、チョキ、パーの手が飛び出す箱。じゃんけんで自分の手の代わりにこれを使うと、絶対に負けない。
てんとう虫コミックスでは、11巻収録『ドラえもん大事典』で紹介されている。
[編集] じゃんけん練習機
じゃんけん練習機(- れんしゅうき)は、『夢中機を探せ』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」2巻に収録)に登場する。
手の形をした道具で、じゃんけんの勝負相手をしてくれるがなかなか勝てず、練習している内にじゃんけん名人になれる。
[編集] ジャンピング潜水艦
※ 瞬間移動潜水艦を参照。
[編集] ジャンプゆみ
ジャンプゆみは、『ジャンプゆみ』(ぴっかぴかコミックススペシャルに収録)に登場する。
紐の付いた矢と弓のセット。紐の先端には吸盤が付いており、これを自分の体に貼り付け、どこか目掛けて弓で矢を射ると、矢に引かれて自分の体も飛んで行く。うまく矢を射れば、好きな場所へ飛んで行くことができるが、取り扱いは難しい。
[編集] ジャンボガン
ジャンボガンは、『ねずみとばくだん』(てんとう虫コミックス7巻収録)に登場する。
ネズミが出たことで錯乱したドラえもんが、野比家のネズミ退治と言う名目でのび太に手渡した。リボルバーのような形をした武器で、装甲車(戦車等)を一撃で「破壊」するという(ドラえもん説明)、現用の戦車砲や対戦車火器を遥かに上回る恐ろしい威力を誇る。弾数または、弾種・またこのようなものを持っている理由も不明。
[編集] 十円なんでもストアーとかんばん用紙
十円なんでもストアーとかんばん用紙は、『十円なんでもストア』(てんとう虫コミックス第44巻)にて登場。
店の形をした道具で、専用のかんばん用紙という紙束が付属する。用紙にお菓子屋や本屋等の希望する店の種類を書いて十円なんでもストアーの看板にあたる部分に貼ると、その店の商品が何でも十円で買えるようになる。十円を入れて欲しい商品名を言えばドアの部分が開いて中から希望した商品が出てくる。看板を書き直せばどんな店にも出来るが、一つの看板につき商品は一個だけしか買うことが出来ない。映画館と書けば映画が見られ、店ではないが交番と書けば警察官まで出てきてくれる。
ジャイアンとスネ夫がこの道具を奪おうとした際にのび太が「かんばんがあと一まいしかないんだよ。」と言っていることから、かんばん用紙は他の紙では代替出来ないと思われる。
[編集] ジュー水器
ジュー水器(- すいき)は、映画『のび太の太陽王伝説』の原作漫画に登場する。
ジョッキグラスに蛇口が付いたような道具。これに水を入れるとどんな汚水でも濾過され、あっという間にジュースに変わる。
映画には登場しない。
[編集] シューズセット
シューズセットは、『シューズセット』(小学三年生1980年8月号掲載)に登場する。
全4足の靴が用意されており、履くとそれぞれ、速く走れる、脚が長くなる、垂直な壁を歩ける、空中を歩けるといった効果がある。
[編集] 集中力増強シャボンヘルメット
集中力増強シャボンヘルメット(しゅうちゅうりょくぞうきょう -)は、『集中力増強シャボンヘルメット』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」1巻に収録)に登場する。
集中力を高めて物事を継続することのできる道具。薬剤の入った瓶から大きなシャボン玉を吹き出し、ヘルメットのように人の頭を包み込むと、その人はそのとき行なっていたことを夢中になっていつまでも続ける。その効果は、のび太が宿題をやっているときに使用すれば、怠け者ののび太ですら漫画やおやつなどに目もくれずにセッセと宿題を続けるほど。
やっていたことが完了した時点で他の人が針などでシャボン玉を割る必要があり、割らないと物事が完了した後でもひたすらそれを続ける。
[編集] 柔軟仕上げフープ
柔軟仕上げフープ(じゅうなんしあ -)は、『柔軟仕上げフープ』(アニメオリジナル作品)に登場する
フラフープのような道具で、これを通り抜けた人は体が粘土のように柔らかくなり、自在に形を変えたり、狭い隙間を通り抜けたりすることができる。
[編集] 重力調節機
重力調節機(じゅうりょくちょうせつき)は、『野比家が無重力』(てんとう虫コミックス32巻収録)に登場する。
体重計に似た道具で、無重力から地球の百倍までの重力を作り出すことができる。重力の及ぶ範囲は、部屋の中程度から、野比家の近所辺りまで調節できる。
同様の道具に、映画作品『のび太の宇宙漂流記』に登場する「おざしき宇宙船」がある。
[編集] 重力ペンキ
重力ペンキ(じゅうりょく-)は、『重力ペンキ』(てんとう虫コミックス5巻収録)などに登場する。
まず、ペンキを塗った部分の重力が消え、2分たつと新しい重力ができる。要するに、天井や壁に通常の地面と同じく人間が立ったり、物を置いたりする事ができるようになる。 主な成分は引力消去液、重力方向転換液、透明顔料。
大山版アニメ『重力ペンキスプレー』では、スプレータイプの「重力ペンキスプレー」が登場した。
[編集] 手じゅつ用手ぶくろ
※ つけかえ手袋を参照。
[編集] 受信機発射ガン
※ 筋肉コントローラーと受信機発射ガンを参照。
[編集] 出ちょう口目
出ちょう口目(しゅっちょうくちめ)は、『出ちょう口目』(てんとう虫コミックス41巻収録)に登場する。
この道具は、目が1つと口が1つの形をしていて、目も口も使っている人と同じはたらきをし、どこへでも出張できる道具である。但し、出ちょう口目に痛みを与えると、その痛みも使用者に伝わるため、使用者から遠く離れた場所で口目が敵に捕らえられでもすると、非常に危険である。
この道具はドラえもんが未来デパートから取り寄せた物であり、彼が持っていたものではない。
[編集] しゅみの日曜農業セット
しゅみの日曜農業セット(- にちようのうぎょう -)は、『タタミのたんぼ』(てんとう虫コミックス2巻収録)などに登場する。
日曜農業を、室内の趣味の範囲で手軽に楽しむことのできるセット。苗を植えてから2時間程度で作物を収穫することができる。セット内容は以下の通り。
- カプセル入りのなえ
- その名の通り、作物の苗がカプセルに入っている。カプセルから取り出し、後述の「たんぼロール」に植える。
- 打ち上げ式豆太陽
- 野球のボール程度の小さな太陽。専用の打ち上げ装置の紐を引くと打ち上がり、宙に浮かんで苗に日光を注ぐ。
- チューブ入り雲
- 歯磨き粉のようなチューブに入った雲。チューブを絞ると雲が現れて宙に浮き、適度な雨を降らせて苗を育てる。雨が足りない場合は、バケツの水などを雲に注いで水分を補給する。
- かかし
- 手のひらていどの小さなかかし。田んぼに立てる。効果は不明。
- たんぼロール
- 一見、巻き紙のようだが、床に広げるとそこが田んぼに早変わりする。
- てるてるぼーず
- 「チューブ入り雲」による雨が降りすぎの際に使用する。これを雲に近づけると、雲が小さくなって雨がやむ。名称は水田わさび版アニメの公式サイトより。
太陽と雲による天候は、実際の田植えから収穫までの季節の変化を2時間に短縮した形で変化してゆき、秋頃には小さな台風も来る。ドラえもんが購入したセットは季節コントローラーの調子が悪く、梅雨時期になってもなかなか雨が降らなかった。
この他、収穫までにある程度の苦労が味わえるよう、わざわざイナゴの卵までセットされており、収穫前には害虫退治に追われる羽目になる。
コミックス28巻収録『しずちゃんの心の秘密』ではサツマイモを作るのに用いられ、この際はたんぼロールの代りに畑状のシートが使用されている。また、26巻『のび太の地底国』では「たんぼロール」ではなく、野外で本物同様の田が使用されている。
なお名称は、『タタミのたんぼ』以外では単に「日曜農業セット」と呼ばれている。
[編集] 主役はめこみ機
主役はめこみ機(しゅやく - き)は、『主役はめこみ機』(てんとう虫コミックス17巻に収録)に登場する。
この道具から出る2つの光の片方を自分に浴びせ、もう片方を漫画、テレビ番組、小説、映画などに浴びせると、その作品中の顔や名前を自分の物に入れ替えることができる。
[編集] 手りゅう弾
手りゅう弾(しゅりゅうだん)は、『スネ夫の無敵砲台』(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。
ドラえもんが、スネ夫の無敵砲台を陥落させるために取り出した、実在する武器。何故このようなものをドラえもんが所有していたかは不明。形状は、実在の手榴弾とほぼ同じだが、これが本物か否かは不明である(しかし頑丈そうな無敵砲台を破壊するために取り出したぐらいだから、やはり威力は本物だと思われる)。結局、ドラえもんたちが投擲する前に、無敵砲台に攻撃されかけたため、未使用のまま終わっている。
[編集] 瞬間移動潜水艦
瞬間移動潜水艦(しゅんかんいどうせんすいかん)は、『せん水艦で海へ行こう』(てんとう虫コミックス6巻)などに登場する。
潜水艦の1種。普段は手のひらサイズだが、水の中に入れると周囲の広さにあわせて大きさが伸び縮みする。人が中に乗っているときは、中の人も同時に伸び縮みする。
特徴はその名の通り、水から水へとジャンプ(瞬間移動)できる機能。1回でジャンプできる距離はそう遠くないが、何度も繰り返せば野比家から海まで出ることもできる。ただし、水のある場所にランダムに飛ぶため、ジュースの中や、洗濯機や水洗トイレ、挙句の果てには浄化槽や下水道までジャンプしてしまう。
てんとう虫コミックス10巻『たとえ胃の中、水の中』でも同様の潜水艦が登場。ボディに「No2」と書かれていることから、2号機と思われる。この潜水艦は手近の水へジャンプする機能を持つものの、水がない状態では周囲に合わせてひとりでに大きさが変わることはなく、小さくするにはスモールライトを使用した。外部の物を採取するための細いマニピュレーターも装備。また、些細な衝撃で故障しやすいと語られている。わさび版アニメでは、若干ながら空中での飛行能力を持つという設定が付加されている。
23巻『おざしき水族館』でも、やはり同様にジャンプ機能を備えた潜水艦が登場。外観は『たとえ胃の中、水の中』のものとほぼ同様だが「No2」の表記はない。内部の操縦席の仕様が若干異なるほか、外部からスイッチを入れることで大きさを変えることができ、自動操縦機能も備わっている。
なお、この道具の名称は原作中には出ておらず、単に「せん水かん」と呼ばれているのみである。正式名称は「ドラえもんひみつ道具完全大事典」および水田わさび版アニメでは「瞬間移動潜水艦」とされており、また大山版アニメ『ジャンピング潜水艦』では「ジャンピング潜水艦」とされていた。さらに、藤子プロ公式サイトで公開された「ひみつ道具クイズ:上級編」問題7では「ジャンプ式潜水艦」としている。
[編集] 瞬間魚拓用紙
瞬間魚拓用紙(しゅんかんぎょたくようし)は、『海坊主がつれた!』(てんとう虫コミックス31巻収録)に登場する。
簡単に魚拓がとれる道具。魚を洗ったり墨を塗ったりする手間は一切なく、水から上げた魚をこの用紙に押しつけるだけで、瞬時に魚拓ができあがる。
[編集] 瞬間クリーニングドライヤー
瞬間クリーニングドライヤー(しゅんかん -)は、映画作品『のび太と夢幻三剣士』、『のび太の太陽王伝説』に登場。
外観はただのドライヤーだが、汚れた物や濡れた物を瞬時にきれいに乾かすことができる。
映画『のび太と夢幻三剣士』では、「気ままに夢見る機」のアダプター・セットのひとつ(おねしょ対策)として登場したが、『のび太の太陽王伝説』では単品で使用されている。
[編集] 瞬間固定カメラ
瞬間固定カメラ(しゅんかんこていかめら)は、『あいつを固めちゃえ』(てんとう虫コミックス29巻収録)に登場する。
シャッターを押すと、人物や物質などを写真のように固定することができる。動物が飛ぶ瞬間や、風船が割れる瞬間を観察する目的等、学術用に用いられる。
劇中においては、のび太とドラえもんがジャイアンリサイタルからみんなを救おうとリサイタル中のジャイアンを固定。みんなから感謝されるが、夜になってジャイアンを固定したままだったことに気づく。慌てて空き地に引き返すが、既に遅くジャイアンの体は陰惨な落書きに満ちていた。のび太たちは固定を解除した瞬間、空き地から逃げ出すのだった。
[編集] 瞬間成長ミニチュアけい流魚のタマゴ
瞬間成長ミニチュアけい流魚のタマゴ(しゅんかんせいちょうミニチュアけいりゅうぎょのタマゴ)は、『箱庭で松たけがり』(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。
「箱庭シリーズ」の「急流山」で魚釣りを楽しむ際、箱庭に前もって渓流魚を泳がせるためのタマゴ。小さな袋に粉末のような超ミニサイズの卵が入っており、箱庭の川に撒くと、まもなく孵化・成長して成魚となる。
[編集] しゃんかんせっちゃく強力のり
しゃんかんせっちゃく強力のり(- きょうりょく -)は、『深海潜水艇たった二百円!!』(てんとう虫コミックス42巻収録)に登場する。
レジャー用深海潜水艇のペーパークラフトの組み立てに用いられた糊。詳細は不明だが、その名の通り一種の瞬間接着剤と思われる。
[編集] 瞬間接着銃
瞬間接着銃は、映画『のび太と鉄人兵団』『のび太の日本誕生』に登場する。
撃ったものを接着のりまみれにする。
[編集] 瞬間昼寝ざぶとん
瞬間昼寝ざぶとん(しゅんかんひるね -)は、『ションボリ、ドラえもん』(てんとう虫コミックス24巻収録)に登場する。
ドラえもんの妹のドラミが出した道具。一見、普通の座布団だが、これを枕にして寝ると、ほんの一瞬寝ただけで十分な睡眠を得たような気分が得られ、あっという間に目が覚めてしまう。
水田わさび版アニメ『のび太くん、さようなら! ドラえもん、未来に帰る…』では、ドラえもんも知らない新製品とされていた。
[編集] 瞬間プラモくみたて機
瞬間プラモくみたて機(しゅんかん - き)は、『プラモが大脱走』(てんとう虫コミックス29巻に収録)に登場する。
読んで字の如く、一瞬でプラモデルを組み立てる機械。箱詰めのままのプラモをこの機械に放り込むと、たちどころに完成品となる。
[編集] しゅん間リターンメダル
しゅん間リターンメダルは、『盗塁王をめざせ』(てんとう虫コミックス13巻収録)に登場する。
銀色で半球の形をした『A』、それに押しボタンがついた『B』の二つから構成されている。『A』をある地点に予め置いておき、その場を離れる。そして離れた地点(100m以内)で『B』を押すと一瞬のうちに『A』を置いた地点に戻れる。
[編集] じゅん番入れかわりき
じゅん番入れかわりき(- ばんい -)は、外伝作品『ドラミちゃん』の『じゅん番入れかわりき』(「小学館BOOK」1974年1月号掲載)に登場する。
ドラミの道具で、旧式ダイヤル電話のダイヤルのようなものと、数字が書かれた丸いワッペンとで構成される。誰かと競走するときなど、前もってワッペンを競走相手たちに貼り付けておき、ダイヤルは自分の胸に貼り、必要に応じて胸のダイヤルの数字を回すと、その数字の応じたワッペンの持ち主と自分との位置を入れ替えることができる。
[編集] 障害チップ
障害チップ(しょうがい -)は、『町内突破大作戦』(てんとう虫コミックス42巻に収録)に登場する。
「コノ道トーリャンセチャート」と併用するオセロの駒のような道具。「チップセット!!」と合図すると、自動的に「コノ道トーリャンセチャート」の地図上に貼りつき、チャートで案内するべき者の現在位置を白チップ、行く手を阻む者の現在位置を黒チップで知らせる。
[編集] しょうげき波ピストル
しょうげき波ピストル(- は -)は、『しょうげき波ピストル』(カラーコミックス5巻収録)に登場する。
拳銃の一種だが、弾丸の代りに衝撃波を放って相手を吹き飛ばす銃であり、殺傷能力はない。衝撃波は頑丈な壁などに当たると反射する性質を持つ。
「空気ピストル」の拳銃型と言える。
[編集] 消光電球
消光電球(しょうこうでんきゅう)は、映画作品『のび太の海底鬼岩城』に登場する。
周りを暗くする電球。タイマーが内蔵されており、朝になると共に電球が切れて明るくなるようセットすることもできる。
同様の道具に「つけると暗くなる電球」があるが、この消光電球がそれと同一のものかどうかは不明。
1999年に千葉大学の飛び級入学試験において、「実現可能か」と問われた4つの道具のうちの1つである(他の3つはタケコプター、エネルギー節約熱気球、望遠メガフォン)。
[編集] 正直太郎
正直太郎(しょうじきたろう)は、『正直太郎』(てんとう虫コミックス2巻収録)に登場する。
腹話術の人形みたいな姿をした道具で、『太郎』という名の通り男の子の姿をしている。これを持つと、持った相手の気持ちを代弁してくれるが、人に言いたくない話や隠し事、さらにはふと心で思った悪口さえもバカ正直に話してしまう。
[編集] 正直電波
※ ショージキデンパを参照
[編集] ショージキデンパ
ショージキデンパは、『ショージキデンパ』(藤子不二雄ランド1巻収録)、『のび太の結婚前夜』(てんとう虫コミックス25巻収録)に登場する。
この道具から放つ電波を人に浴びせると、相手は嘘をつくことや隠し事ができなくなり、何でも正直に喋ってしまう。ダイヤルでその電波の強度を調整する事が可能。
『のび太の結婚前夜』では、名称が「正直電波」と漢字表記で、外観も異なっているが、書籍「ひみつ道具完全大辞典」によると「正直電波(新型)」とされている。なお、劇場版の『のび太の結婚前夜』には登場しない。
[編集] 上昇気流マット
上昇気流マット(じょうしょうきりゅう -)は、『お子さまハンググライダー』(てんとう虫コミックス30巻収録)、映画『のび太とふしぎ風使い』に登場。
このマットを地面に敷くと、その上の空気が軽くなり、上昇気流が発生する。
[編集] 招待錠
招待錠(しょうたいじょう)は、『恐竜さん日本へどうぞ』(てんとう虫コミックス31巻に収録)に登場する。
この錠剤を2つに割り、片方のかけらを床や地面に置き、もう片方を人や動物に食べさせると、食べた者は、もう片方のある場所へ行きたくてたまらなくなる(例え命の危険があっても)。床や地面に置いたかけらを、置いた場所から動かすと、効果は消える。
効力は時間をこえて働くため、招待状のかけらを現代のどこかに置き、タイムマシンで別の時代へ行ってもう片方のかけらを誰かに食べさせることで、その時代のその場所へ行かせることもできる。
[編集] 正体スコープ
正体スコープ(しょうたい -)は、映画『のび太の創世日記』に登場する。
望遠鏡のような形をしており、正体不明の物をこれで見ると、その正体を見破ることができる。
[編集] 消防水でっぽう
消防水でっぽう(しょうぼうみずでっぽう)は、映画『のび太とアニマル惑星』の原作漫画に登場する。
ドラえもんが火事を消すために出そうとしたものだが、慌てていたためかポケットの中に見つからず、劇中では使用されていない。なお映画では「雨雲製造機」で火事を消したため、この道具の名前は登場していない。
[編集] 照明ミサイル
照明ミサイル(しょうめい -)は、映画作品『のび太の魔界大冒険』に登場する。
照明を放ちながら飛行する小型ミサイル。
[編集] 職業テスト腕章
職業テスト腕章(しょくぎょう - わんしょう)は、『職業テスト腕章』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。
この腕章に職業の名前を書いて腕につけると、子供でもその職業になりきり、一時的にその仕事に就いて働くことができ、将来その職業に就いた場合にどうなるかをテストすることができる。腕章をつけている間は、その職業についての知識や技術が身に付くが、現在の学業がそれなりの場合は、それなりの知識や技術しか身に付かない。腕章にはタイマーがついており、指定された時間が経過すると職業テストは終了する。
大山版アニメ『職業テストカード』ではカード型の「職業テストカード」が登場した。
[編集] 食品視覚化ガス
食品視覚化ガス(しょくひんしかくか -)は、『目は口ほどに物を食べ』(てんとう虫コミックス42巻に収録)に登場する。
このガスを食べ物の絵や写真、テレビ画面にかけ、その絵や写真やテレビCMを見ると、その食べ物を食べたかのように味が口に広がり、おなかも膨れる。絵なのでいくら食べても減らず、また絵や写真の食事が一食分でも、同時に何人でも味わうことができる。味や満腹感は充分であるものの、実際に食べ物を食べるわけではないので、精神的にどことなく物足りなさがあるらしい。
[編集] 植物あやつり機
植物あやつり機(しょくぶつ - き)は、映画『のび太とアニマル惑星』に登場する。
小さな機械を木などの植物に取り付け、マイクで指示を送ると、植物の細胞が一時的に動物化し、動物のように動かすことができる。単に動かすだけではなく、重くて硬い木の実を落下して人を攻撃する「木の実爆弾」、花から放つ花粉で催涙効果をもたらす「催涙花粉」など、様々な使い方ができる。
[編集] 植物歩かせえき
植物歩かせえき(しょくぶつある -)は、『植物歩かせえき』(カラーコミックス6巻、カラー作品集4巻に収録)に登場する。
この液体を植物にかけると、根の部分が足のように変化し、植物が意思を持って歩き回るようになる。
同様の道具に「植物自動化液」がある。
[編集] 植物改造エキス
植物改造エキス(しょくぶつかいぞうエキス)は、映画作品『のび太の大魔境』、『のび太の創世日記』などに登場する。
植物を改造する薬剤。専用アンプルに入った薬剤を注射器で樹木などに注入する。以下の2種類がある。
- 植物改造エキス1
- 改造した植物に花が咲いてヤシのような実ができ、その実を割ると中に温かな食べ物が出来上がっている。様々な食べ物のアンプルが用意されており、劇中ではカレーライス、ホットケーキ、カニピラフ、ラーメン、どら焼き、ドッグフードをこの道具で作り出した。映画劇中では単に「植物改造エキス」と呼ばれている。
- 植物改造エキス2
- 木の枝が伸びて水平に渦を巻き、円板状となる。劇中ではこれで空中の食堂を作り上げた。映画劇中では「植物改造注射」と呼ばれている。
[編集] 植物自動化液
植物自動化液(しょくぶつじどうかえき)は、『さらばキー坊』(てんとう虫コミックス33巻に収録)に登場する。
この液体を植物にかけると、まるで童話で擬人化された植物のように、自由に動き回り、物を見たり考えたりするようになる。肥料を混ぜた水を栄養分として育ち、人間同様にさまざまな事を学習して成長する。
[編集] 植物の素
植物の素(しょくぶつのもと)は、映画『のび太のねじ巻き都市冒険記』の原作漫画に登場する。
焼け果てた森を元の姿に戻す為にドラえもんが出した道具。缶詰に木の絵が描かれており、これを撒けば枯れ木が元通りになって緑に満ちた森が蘇るというが、使用しているシーンは劇中では描かれていないために詳細は不明。また、映画では道具自体が登場していない。
[編集] 植物の元シリーズ
植物の元シリーズ(しょくぶつのもとシリーズ)は、映画作品『のび太と雲の王国』に登場する。
植物の種と肥料がミックスされた袋詰めで、蒔くと僅か数時間で芽生え、翌日には一面の緑ができあがる。草原の元、花の元、森の元が用意されている。
[編集] 植物ペン
植物ペン(しょくぶつ -)は、『植物ペン』(カラーコミックス2巻、カラー作品集6巻に収録)に登場する。
このペンで紙に植物を描き、紙を丸めて土に埋めて水をかけると、あたかもその丸めた紙が種であるかのように、紙に描いた通りの植物が育つ。架空の植物でも描いた通りに育ち、へたな絵の場合は育った植物もへたな絵の通りの姿となる。
描いた紙に別の事柄が描かれていた場合は、植物にもその特徴が反映される性質がある。劇中では、冷蔵庫の広告の裏に木の家を描いて育てたところ、完成した木の家は冷蔵庫のように寒くなってしまった。
[編集] 食用うきわ
食用うきわ(しょくよう -)は、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場する。
小さな浮き輪のような形をしており、これを食べると腹の中で膨らみ、本物の浮き輪をつけている状態と同様に、体が水に浮くようになる。
[編集] 食用宇宙服
名前の通り、食べる宇宙服。外観は菓子のようだが、これを食べると体内で酸素が作り出され、体表に透明な膜ができ、宇宙服を着ているのと同じ状態になり、宇宙空間で活動できるようになる。
[編集] 署長バッジ
※ ロボ警官と署長バッジを参照。
[編集] ショックガン
※ショックガンの項目を参照。
[編集] ショックスティック
※原始生活セットを参照。
[編集] しりとり変身カプセル
しりとり変身カプセル(- へんしん -)は、『しりとり変身カプセル』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。
カプセル入りの薬剤で、目を閉じてこれを飲むと、最初に見た物に変身する。さらに「しりとり」の要領で、その物の名前の最後の文字を頭文字とする別の物を言うと、その物に変身できる(たとえばドア→アサガオ→オカネ→ネコ)。これを上手に繰り返せば好きな物に変身できるが、しりとりが上手でないと使いこなしが難しい上、変身から10分経つと体が光り始め、10秒以内に別の物に変身しないと永久に元の姿に戻ることができない。
水田わさび版のアニメでは、「しりとり変身たまご」となっていた。
[編集] 深海クリーム
※海底ハイキングセットを参照。
[編集] 深海潜水艇
※ レジャー用深海潜水艇を参照。
[編集] 深海用海草胞子と魚の卵各種詰め合わせ
深海用海草胞子と魚の卵各種詰め合わせ(しんかいようかいそうほうしとさかなのたまごかくしゅつめあわせ)は、映画作品『のび太の海底鬼岩城』に登場する。
缶詰の中に海草の胞子と魚の卵の詰め合わせがたくさん入っており、缶を開けて海中に解き放つことで、半日も経たずに成体に育つ。本来海草や魚が育たないような深海でも生息できるよう品種改良されている。
前述の名称は原作漫画のもので、映画劇中での呼称は「海藻の種と魚の卵詰め合わせ缶詰」。
[編集] 進化退化放射線源
進化・退化放射線源(しんかたいかほうしゃせんげん)は、『進化退化放射線源』(てんとう虫コミックス8巻)、映画原作大長編『のび太の創世日記』などに登場した。
その放射線を浴びると、その生き物や物体が進化、または退化した姿になる。ヘアドライヤーに似た形をしており、横にある時間座標設定ダイヤルで、年数を調節することができる。右に回すと未来、左に回すと過去。例えばラジオの場合、退化光線を当てると初期の鉱石ラジオになり、進化光線を当てると「腕ラジオ」(後述)になる。生物の場合、人間に退化光線を当てると猿人になり、進化光線を当てると少々オーバーな未来人の姿(脳が発達して頭が異様に大きくなり、汚れた空気を吸わないよう鼻毛が伸び、機械に頼りすぎた為手足が退化している)になる。
また、映画「のび太のワンニャン時空伝」では、「進化・退化光線銃」と名前が変えられている。
本来は生物の進化の過程の研究用に開発された道具で、未来の世界では生物の祖先を探ったり、進化の行く末を見るといった学術用に使用される。
なお、同様の道具に、「退化放射線発生ガン」(45巻『ガラパ星からきた男』)がある。
この道具を使って現代の道具を進化させた物を以下に挙げる。
- ラジオ → 腕ラジオ
- 腕時計サイズのラジオ。テレビ、テープレコーダー、トランシーバーの機能を内蔵。
- 鉛筆 → 自動タイプえんぴつ
- お尻のマイクにしゃべるとカートリッジの色素が光圧で紙に吹き付けられ、しゃべった通りの文章が書ける。
- 電灯 → 未来の照明
- 天井と壁全体が光る。
- ドア → 自動ドア
- ネズミ捕り
- 自分で獲物を探して動き、大きな動物でも「ガリバートンネル」の様に縮小して吸い込んでしまう。
- ビデオカメラ(「のび太の太陽王伝説」コミックス版にて)
- テープも充電も不要で、立体映像を撮影・再生できる。
[編集] しん気ろうそく立て
しん気ろうそく立て(しんきろうそくたて)は、『しん気ろうそく立て』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」1巻に収録)に登場する。
この蝋燭立てに蝋燭(普通の物で良い)を立て、部屋を暗くして火を灯し、蝋燭立てを握って別の場所を思い浮かべると、周囲一面がその景色と化す。部屋の広さはそのままであるものの、いわゆる立体映像ではなく、たとえば海であれば水や砂の感触・温度は本物同様で、海で泳ぐこともできる。蝋燭の火が消えると、映像も消える。
[編集] 人工太陽
人工太陽(じんこうたいよう)は、『強いペットがほしい』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」1巻に収録)などに登場する。
小さな臼のような道具の紐を引くと、野球のボールほどの大きさの太陽が打ちあがり、周囲を照らす。本物の太陽同様、東からのぼって西へ沈むため、室内でも昼夜が訪れる。「打ち上げ式豆太陽」とほぼ同じ道具と言える。
てんとう虫コミックス30巻収録『昔はよかった』でも、照明器具代わりとして用いられている。
[編集] 真実の旗印
真実の旗印(しんじつのはたじるし)は、『「真実の旗印」はつねに正しい』(てんとう虫コミックス26巻収録)に登場する。
「正」の字が3つ書かれた旗。これを身に付けて喋ると、どんな出鱈目でも、周りの人はそれを真実と思い込んでしまう。旗を体から離すと効果は消え、騙された人々も正気に戻る。
[編集] 新種植物製造機
新種植物製造機(しんしゅしょくぶつせいぞうき)は、『だいこんダンスパーティー』(てんとう虫コミックス21巻収録)に登場する。
新種の植物を作り出す機械。種や球根の細胞内の遺伝情報をレーザーメスや電子のりで作り変えることで、意のままの植物を作り出す。劇中ではジュースのような蜜を出すチューリップ、大根足で歩き回るダイコン、カボチャの馬車、ラッパのような音を出すユリなどが作り出された。
[編集] 新種図鑑
新種図鑑(しんしゅずかん)は、『新種図鑑で有名になろう』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。
どんな生物でも新種にしてしまう道具。一見ただの本だが、表紙を開くとページの真ん中に大穴が開いており、この中に何か生物を入れ、アンテナを伸ばしてスイッチを入れると、誰もその生物を見たことがなく、図鑑などにも載っていない状態となり、その生物が新種として扱われることになる。中に入れる生物はゴキブリや雑草などありふれたものでも、何でも良い。
図鑑から生物を逃がすと、元通りその生物は新種でなくなる。
[編集] しんじゅ製造アコヤケース
しんじゅ製造アコヤケース(しんじゅせいぞうアコヤケース)は、『しんじゅ製造アコヤケース』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場。
アコヤガイ(真珠貝)を模した道具だが、大きさは本物の貝よりずっと大きく、人の体が入るほど。この中に芯になる物(鉱物でも生物でも良い)を入れて海水に浮かべておくと、本来真珠ができるのに3年かかるところを、3ヶ月で真珠ができあがる。本エピソードではタイムふろしきと併用することで、製造時間を30分に短縮させていた。
[編集] しんじゅせいぞうロボット
※ インスタントパールを参照。
[編集] 人生やりなおし機
人生やりなおし機(じんせい - き)は、『人生やりなおし機』(てんとう虫コミックス15巻収録)に登場する。
過去の人生を振り返り「あの時こうすれば良かった」「今ならあんな失敗はしない」等と思ったとき、その時点からの人生をもう一度やり直すことのできる機械。本体と、本体にコードで接続されたヘッドバンドとで構成され、ヘッドバンドを頭に装着して本体の機械で年齢を指定して作動させると、周囲の時間はその時代へ、そして使用者はその年齢の肉体へと戻り、人性を歩み直すことができる。本人の知力、体力、記憶などは元のままなので、基本的に同じ失敗を二度と繰り返さずに済む。機械使用後の人生においてもう一度機械を使用することで、元の時代へ戻ることもできる。
[編集] 人造目玉
※ つけかえ手ぶくろを参照。
[編集] 人体とりかえ機
人体とりかえ機(じんたいとりかえき)は、『からだの部品とりかえっこ』(てんとう虫コミックス11巻収録)に登場する。
人より大きく両方に人が入るカプセルがある。機械の中に入り中心にある人体のボタンがそれぞれある。 例えばAの人はBの人の手と取り替えたいと言う時は手のボタンを押すとAの人はBの人の手にBはAの人の手になる。また頭のボタンを押すと首から上の部分が入れ替わる。つまり首から下の部分は変わらず、実質的に手、胴体、足の部分を取り替えたのと同じことになる。
[編集] 新聞社ごっこセット
新聞社ごっこセット(しんぶんしゃ -)は、『新聞社ごっこセット』(藤子不二雄ランド23巻に収録)に登場する。
未来の世界の子供たちが新聞社ごっこに使う道具。まず「記者カバン」のアンテナを伸ばすと、アンテナが事件のある方向を指し示す。すかさず「PRESS」と書かれた旗を頭に乗せると、ひとりでに自分の足が走り出し、あっという間に現場に急行できる。記者カバンに内蔵されているカメラで事件の様子を撮影すると、写真が現像され、さらに記事が自動的に作成されて紙テープに印刷される。これを持ち帰り、小さな新聞社のような形をした道具に写真とテープを放り込むと、新聞になって印刷される。
名称に「ごっこ」と付くだけあり、記者カバンは子供の新聞遊びで話題になりそうな小さな出来事でもたやすく反応する。のび太が使用したときは「野良猫に子供が産まれた」「ラジコン飛行機の墜落事故」といったものばかりだった。
[編集] 新聞日づけ変更ポスト
新聞日づけ変更ポスト(しんぶんひづけへんこうポスト)は、『あしたの新聞』(てんとう虫コミックス25巻収録)に登場する。
この道具に新聞紙を入れてダイヤルを調節すると、指定した日付の新聞に変えることができる。たとえば昨日の古新聞を入れてダイヤルをひとつ進めれば、今日の新聞となってちゃんと今日のニュースが載っている。さらにダイヤルをもう一つ進めれば明日の新聞となり、明日報道されるはずのニュースを前もって知ることもできる。但しタイムマシンなどで未来を変えてしまうと、紙面上の記事が変わってしまうこともある。
[編集] 親友テレカ
親友テレカ(しんゆう - )は、『ロボット学校七不思議!?』をはじめ、ザ・ドラえもんズの映画作品や漫画作品の多くに登場する。
テレカの絵柄は金色の背景に、ドラえもんを中心として7人のドラえもんズがV字型に並んでいる(漫画版では序盤の4話だけ絵柄が異なり、「ドラえもんの顔の上半分と“DORAEMONS”の文字」になっている)。ちなみに「親友テレカ」の“テレ”はテレホンではなく、“テレパシー”の略。
7枚によって構成され、ドラえもんを含めるドラえもんズが所有している。持っていて親友のことを思い浮かべるだけで、何時、何処でも親友と連絡がとれる。映画では頻繁に登場し、テレカを7人で併せて武器として使用し、悪役を倒す事が多いが、その際放出されるエネルギーは凄まじく、一度ドラパンに悪用されかけた事がある。強力なパワーを持つだけあって、誰もが使いこなせるわけではない。ただし過去に所有者以外であるドラミが使用した例がある。手に入れるには過酷な試練を潜り抜けなければならない上、たとえ手に入れても、友情度数(一定以上の友情)が満たなければテレカの力は発揮されない。親友テレカを使うことが許されるのは、ドラえもんズのように不滅の友情と真の勇気を持つ者だけなのだ。そのためドラえもんズが手に入れるまでは、実在するかどうかもわからない「伝説の秘密道具」として語り継がれていた。
ドラえもんズの映画が上映された際、この親友テレカをデザインしたテレホンカード・図書カードが劇場等で販売されていた。
[編集] 進路アドバイザー
進路アドバイザー(しんろ -)は、『左、直、右、右、左』(てんとう虫コミックス41巻収録)に登場する。
困っていることをこの道具に言うと、「右」「左」「直」などと印刷された紙テープが出力され、その通りに歩くと(「直」は直進の意)、困っていることの解決する場所へたどり着くことができる。