ドイツの国旗
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現在のドイツ連邦共和国の国旗は、上から順に黒・赤・金の三色で構成されている。国旗の規定はドイツ連邦共和国基本法の第22条に記されている。
この色は1813年のナポレオン戦争時のルートヴィヒ・アドルフ・ヴィルヘルム・リュッツオウが率いる義勇軍の軍服、黒地に赤の襟、金のボタンをシンボルカラーにしたのが由来といわれている。また、神聖ローマ帝国の紋章に由来するともされる。黒は勤勉、赤は情熱、金は名誉を表すともされる。
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[編集] 変遷
[編集] ドイツ同盟(Deutscher Bund)
[編集] 北ドイツ同盟(Norddeutscher Bund)
オーストリア帝国(ハプスブルグ家)の色に近い金から、北ドイツ同盟での盟主となったプロイセン王国の色である黒と白を入れたと言われている。
[編集] ドイツ国(Deutsches Reich,1871年-1945年の正式国名)
帝政ドイツ(独:Deutsches Kaiserreich, 英:German Empire)
1871年-1918年の帝政ドイツ時代の国旗
ヴァイマル共和国(独:Weimarer Republik, 英:Weimar Republic)
1919年-1933年のヴァイマル共和国時代の国旗
ナチスドイツ(第三帝国, 独:Drittes Reich, 英:Third Reich )
1933年3月12日の大統領布告により正式な国旗を制定するまでナチ党旗であるハーケンクロイツ旗と「黒・白・赤」の帝政ドイツの国旗を掲げることを命じる
[編集] 連合国占領時代
[編集] 東西ドイツ
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