トリエチルアミン
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トリエチルアミン | |
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IUPAC名 | Triethylamine |
別名 | TEA |
分子式 | (C2H5)3N |
分子量 | 101.19 g/mol |
CAS登録番号 | [121-44-8] |
形状 | 無色透明の液体 |
密度と相 | 0.726 g/cm3, |
相対蒸気密度 | 3.5(空気 = 1) |
融点 | −114.7 ℃ |
沸点 | 89.7 ℃ |
昇華点 | {{{昇華点}}} ℃ |
SMILES | CCN(CC)CC |
出典 | 国際化学物質安全性カード |
トリエチルアミン(Triethylamine)は第三級アミンに属する有機化合物の一種。頭文字をとってTEAとも呼ばれる。
目次 |
[編集] 性状
トリエチルアミンは、常温では強アンモニア臭を持つ無色で揮発性のある液体である。強塩基性で、水に18.7℃未満で微溶、18.7℃以上では可溶。アルコール、アセトン、ベンゼン、クロロホルムに易溶。引火点は-6.7℃で、爆発限界の下限が1.2%と低く、非常に引火しやすい。様々な有機溶媒に可溶であるため、有機合成において用いられる代表的な塩基である。酸類、強酸化剤と反応し分解する。過マンガン酸カリウムとは容易に反応して酸化され、アンモニア、酢酸、硝酸に分解する。また、燃焼の際にアンモニアを発生するため、火災が起こった場合危険度が高い。日本では消防法により危険物第4類の引火性液体(第1石油類 非水溶性液体)に分類されている。
[編集] 製法
トリエチルアミンは、工業的にはアセトアルデヒドまたはモノクロロエタンと、アンモニアおよび水素の反応で製造される。他にエチルアルコールを用いる方法もある。
[編集] 用途
トリエチルアミンの主な使用用途は、医薬品、界面活性剤、ゴム、除草剤、塗料等の製造である。
[編集] 関連項目
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