トヨタ・UZエンジン
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UZエンジンとは、トヨタ自動車のV型8気筒ガソリンエンジンの系列である。
- 1989年8月にクラウンに搭載された。(これがのちのクラウンマジェスタとなる。)
- その後10月に登場したレクサス・LS(セルシオ)(UCF10系、初代)に搭載される。
- 2003年からは、全日本GT選手権・SUPER GTに参戦するスープラのベースエンジンとしても使用されている。
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[編集] バリエーション
[編集] 1UZ-FE
- スペックは、初代セルシオでデビューした最初のモデルが191kw(260ps)/6,400rpm 353Nm(36.0kgm)/4,600rpm。
- その後、VVT-i化され、206kw(280ps)/6,000rpm 402Nm(41.0kgm)/4,000rpmに向上した。
[編集] 2UZ-FE
- 4663cc・内径×行程=94.0×84.0。LX470、ランドクルーザー100、タンドラに採用された。1UZ-FEをベースにシリンダーブロックをアルミから鋳鉄製に変更して耐久性を向上させており同時に排気量もアップさせている。
- 排気量はレンジローバーの4.6Lを超えることが目標とされた。
- 低速トルクを確保するための長い吸気管が特徴。
- スペックは、173kw(235ps)/4,800rpm 422Nm(43.0kgm)/3,600rpm。
[編集] 3UZ-FE
- スペックは、206kw(280ps)/5,600rpm 430Nm(43.8kgm)/3,400rpm。