チャイヤプーム県
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統計 | |
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県庁所在地 | チャイヤプーム市 |
面積 | 12,778.3km² |
人口 | 1,095,360人 (2000年) |
人口密度 | 86人/km² |
ISO 3166-2 | TH-36 |
地図 | |
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チャイヤプーム県はタイ・東北部の県(チャンワット)の一つ。コーンケーン県、ナコーンラーチャシーマー県、ロッブリー県、ペッチャブーン県と接する。
目次 |
[編集] 地理
県は最高で1222メートルを有するペッチャブーン山脈によって二つに分けられている。二つに分けられた県の東側はコーラート台地である。
また県内は自然の宝庫で3つの国立公園が置かれている。中でもサイトーン国立公園とパー・ヒンガーム国立公園は特に、クルクマ・シャロームが多数自生していることで有名である。
[編集] 歴史
県の歴史はクメール王朝時代12世紀まで遡る。アンコールからプラーサート・シン(カーチャナブリー県、ムアンシン歴史公園)に至る道の宿町として発展していた。1817年にはラオス系の民族集団がここに住み着くようになった。最初はナコーンラーチャシーマー県に付近に住んでいたがすぐにチャイヤプーム県付近に移住し、この地をバーンルワンと呼ぶようになった。後にラオスの王、アヌウォン王がシャムに対して宣戦布告すると、同じラーオ族であったこの地の国主、チャオプラヤー・レー(プラヤー・パックディーチュムポンとも)がシャムに寝返った。1826年アヌウォンはチャイヤプーム、ナコーンラーチャシーマーでの相次ぐ寝返りにより敗北した。
[編集] 県章
県章は勝利の象徴である三角旗がデザインされている。
県木はタガヤサンCassia siamea、県花はクルクマ・シャローム(Curcuma alismatifolia) |
[編集] 行政区分
スリン県は15の(アンプー)と1の分郡(キンアンプー)に分かれ、その下に124の町(タンボン)、139の村(ムーバーン)がある。
郡 | 副郡 | ||
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チャイヤプーム郡(ムアン)
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