ダレン・クラーク
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ダレン・クラーク(Darren Clarke, 1968年8月14日 - )は、北アイルランドのプロゴルファーである。世界ゴルフ選手権シリーズで2勝を挙げた選手で、2000年の「アクセンチュア・マッチプレー選手権」と2003年の「NEC招待選手権」で優勝した。主にヨーロッパ・ゴルフツアーで活躍している。世界ランキング自己最高位は8位。
1990年にプロ入り。1993年に「アルフレッド・ダンヒル・オープン」でヨーロッパ・ツアー初優勝。1997年にアメリカ代表チームとヨーロッパ選抜チームによる団体戦「ライダーカップ」で、ヨーロッパ代表選手に初めて選出される。以後1999年、2002年、2004年と4度連続でライダーカップに出場。2000年の「アクセンチュア・マッチプレー選手権」決勝戦でタイガー・ウッズを 4 アンド 3 の大差で破って初優勝を飾る。この快挙により、クラークは世界的な知名度を獲得した。この年はヨーロッパ・ゴルフツアーで賞金ランキング2位になり、賞金王争いでリー・ウエストウッド(イギリス)に僅差で競り負ける。2003年の「NEC招待選手権」で世界ゴルフ選手権シリーズに2勝目を挙げた。
クラークはプロゴルフ界の中でも、奔放なキャラクターの選手として人気が高い。また、日本が大好きな選手としてもよく知られる。初来日は1997年であったが、2001年の「中日クラウンズ」で日本ツアー初優勝を飾り、2004年と2005年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で大会2連覇を達成した。