ジェマ・イスラミア
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ジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah、JI)は、東南アジアのイスラム系地下組織の一つ。邦語では「ジャマー・イスラミア」とも表記される。英字表記では Jemaah Islamiah。一般には単に略号の「JI」と表記される。
[編集] 概要
1993年に結成された組織で、アルカイダなどの国際過激派組織と連携しているとされる。組織の精神的指導者はアブ・バカル・バシル。元アフガン義勇兵が中核メンバーである。
9.11事件の数ヶ月後、シンガポール政府が、国内でテロを企てた容疑でイスラム過激派十数人を逮捕し、彼らの所属組織をJIとして公表し、その存在が初めて公にされた。
2002年10月15日のバリ島の爆弾テロ事件、2004年9月9日、ジャカルタのオーストラリア大使館付近での爆弾テロ事件、2005年10月1日、バリ島の爆弾テロ事件がJIの犯行であると言われている。
[編集] 参考文献
- 見市建 『インドネシア イスラーム主義のゆくえ』、平凡社、2004年
[編集] 関連項目
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