シャモティラヌス
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シャモティラヌス(Siamotyrannus)は白亜紀前期のアプト~オーブ期(1億2450万年~9700万年前) に生息していた肉食恐竜で、竜盤目・獣脚類の一種。
[編集] 系統
属名Siamotyrannusはシャム(タイの旧国名)のトカゲという意味で、命名者はビュフェットー、スティーソン他。腰とその他少しの骨格しか発見されていない。しかし、骨盤はティラノサウルスによく似た形をしていることから、シャモティラヌスはティラノサウルス科の祖先に近いとも考えられ、地理的にとても重要な化石といえる。全長は5~6.5mと推測され、ティラノサウルスよりかなり小柄である。
[編集] フィギュア関連
シャモティラヌスの少サイズのフィギュアが、小学館の『小学一年生』と『小学二年生』の応募者全員サービスとしてプレゼントされた。そしてその後、チョコラザウルス第1弾リペイントのスペシャルとして、小学一・二年生のプレゼントと同じ原型のリペイントバージョンの赤、青、黄の3色が発売された。この数種のシャモティラヌスは非常に人気が高く、ネットオークション等でかなりの高額になった。
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