シェアード・ワールド
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シェアード・ワールド (Shared world) とは、異なる数人の著者が同一の世界設定(あるいはキャラクター)を共有して執筆する小説で、ファンタジーやSFにおいてしばしば見られる形態である。設定とキャラクターは同じでも歴史の流れが異なっていくパラレルワールド(並行世界)とは違い、歴史の流れもまた相互に尊重されて完全に同じ世界上の出来事とされることが多い。また、世界を複数の人間で構築していくという方法が共通するテーブルトークRPGとの関連性も強い(下記一覧のシェアード・ワールドの多くが、小説とテーブルトークRPGの両方で展開している)。
なお、英語ではシェアード・ユニバース (Shared universe) 呼ばれることが多く、当初は日本でもそのように紹介されていた[1]。
目次 |
[編集] 代表的なシェアード・ワールド
[編集] ファンタジー
- Thieves' World(未訳、ロバート・アスプリンらによる世界初の本格的シェアード・ワールド)
- ダンジョンズ&ドラゴンズの背景世界
- ミスタラ
- クリン(ドラゴンランス)
- フォーゴトン・レルム
- グレイ・ホーク
- グローランサ
- ルーンクエスト
- ヒーローウォーズ
- ウィザードリィ
- フォーセリア
- 六門世界(モンスターコレクションシリーズ)
[編集] SF
- スタートレックシリーズ
- スターウォーズシリーズ
- トラベラー
- シャドウランシリーズ
- 「ワイルドカード」シリーズ(G・R・R・マーティンらによるSF小説)
- 蓬莱学園シリーズ
- 灼熱の竜騎兵(レッドホット・ドラグーン)
- 七都市物語