クアラ・ルンプール・タワー
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クアラ・ルンプール・タワー (Kuala Lumpur Tower) は、マレーシアの首都クアラルンプールにある通信塔。現地ではKLタワーと呼ばれることが多い。通信塔としては世界第4位の高さ (421m) で、東南アジアでは最も高い。地上300mに展望台があり、エレベーターで上ることができる。展望台から目の前に見えるペトロナスツインタワーとともに、クアラルンプールのランドマークとなっている。なお、KLタワーは標高94mの丘ブキッナナス (Bukit Nanas) の頂上に建てられているため、452mのペトロナスツインタワーより実際には高く見える。
専用のイヤホンが無料で借りられ、日本語、英語など自国語でのガイドを聴きながら、展望台内を一周できる。展望台の壁には世界の通信塔が高さ順に紹介されており、東京タワーも並んでいる。展望台の下には回転レストランがあり、ビュッフェ形式でのランチ、ディナーが楽しめる。
1991年に着工し、1994年にマハティール首相が式典で最上部のアンテナを立てて、421mの塔ができあがった。内装工事も含めて1996年に完成し、10月から一般公開が開始された。
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