カリフォルニア (原子力ミサイル巡洋艦)
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| 艦歴 | |
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| 発注: | 1968年6月13日 |
| 起工: | 1970年1月23日 |
| 進水: | 1971年9月22日 |
| 就役: | 1974年2月16日 |
| 退役: | 1999年7月9日 |
| その後: | 原子力艦再利用プログラム |
| 除籍: | 1999年7月9日 |
| 性能諸元 | |
| 排水量: | 基準：10,643 t、満載：11,548 t |
| 全長: | 181.6 m (596 ft)、173.7 m (570 ft) （水線長） |
| 全幅: | 18.5 m (61 ft)、18.2 m (60 ft) （水線長） |
| 吃水: | 10 m (33 ft) （最大）、7 m (23 ft) |
| 機関: | ジェネラル・エレクトリックD2G原子炉2基 |
| 最大速: | 30ノット |
| 航続距離: | |
| 兵員: | 士官40名、兵員544名 |
| 兵装: | Mk-141ミサイルランチャー2基 54口径Mk-45 5インチ砲2基 20mmファランクスCIWS2基 Mk-13ミサイルランチャー2基 アスロックミサイルランチャー1基 Mk-46 三連装魚雷発射管1基 |
| 航空機: | LAMPS IIIヘリコプター2機 後に格納庫は撤去されトマホーク・ミサイル発射装置設置 |
| 愛称: | Golden Grizzly |
カリフォルニア(USS California, CGN-36)は、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦。カリフォルニア級原子力ミサイル巡洋艦の一番艦。艦名はカリフォルニア州に因み、その名を持つ艦としては6隻目。
カリフォルニアおよび姉妹艦のサウスカロライナはスタンダード艦対空ミサイル、アスロックミサイル、ハープーンミサイルを発射できるMk-13ミサイルランチャーを艦の前後にそれぞれ一基ずつ装備し、また同様に5インチ速射砲も一基ずつ装備していた。両艦は後部の上部構造に飛行甲板と共にユニークな配置が行われていた。対潜水艦戦用の装備を備え、対空、水上、水中全ての脅威に対して対応する能力を保有した。
カリフォルニアはバージニア州ニューポート・ニューズのニューポート・ニューズ造船所で1970年1月23日に起工した。1971年9月22日にファーストレディ、パット・ニクソンによって進水し、1974年2月16日にフロイド・H・ミラー・ジュニア艦長の指揮下就役した。当初はDLGN（フリゲート）として就役したが、1975年6月30日にCGN（ミサイル巡洋艦）に艦種変更された。
カリフォルニアはカリフォルニア州でのゴールド・ラッシュと州旗にデザインされた灰色熊に因んで「ゴールデン・グリズリー Golden Grizzly」の愛称で呼ばれた。1977年にイギリスのポーツマスで行われたエリザベス二世即位25周年記念式典にアメリカ海軍の代表として参加した。1980年には、1964年にエンタープライズ(USS Enterprise, CVN-65)とその任務群が果たして以来の地球周回を成し遂げた。
カリフォルニアは1999年7月9日に退役し除籍される。その後原子力艦再利用プログラム(Ship-Submarine Recycling Program, SRP)に基づき1998年10月1日にピュージェット・サウンド海軍工廠で解体が始まった。艦の原子炉は2001年初めに撤去された。しかしながら再利用プログラムは2005年時点で継続している。
作家のJ・ラニアー・イェーツは1974年と1998年にカリフォルニアで軍務に就いている。2005年に彼は『Bay of One Hundred Fires』を出版したが、同作ではカリフォルニアがオーバーホールの上改修され、イラク攻撃に重要な役割を果たすというものであった。
