エドワード・マイブリッジ
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エドワード・マイブリッジ(Eadweard Muybridge 1830年4月9日 - 1904年5月8日)は、イギリス出身の写真家。
イングランドのキングストン・アポン・テムズで生まれる。1855年にアメリカ合衆国に移住し、サンフランシスコで出版業界に身を置くようになる。
1877年当時、疾走中の馬の脚は4本ともが同時に地面を離れている瞬間があるのか、それとも1本だけは地面にあるのかという奇妙な論争が続いていた。そこで、マイブリッジは12台のスチルカメラを使い、疾走馬の脚の動きを連続撮影した。そして、馬は疾走中4本の足を同時に地面から離しているということを証明。
この連続写真を見たエジソンは大いに触発され、後に映写機キネトスコープを発明することになる。そして、キネトスコープはシネマトグラフにつながり、映画が誕生することになる。