アルビオン (空母)
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艦歴 | |
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発注: | |
起工: | 1944年3月22日 |
進水: | 1947年5月16日 |
就役: | 1954年5月26日 |
退役: | 1973年 |
性能諸元 | |
基準排水量: | 22,000 t |
全長: | 198 m |
全幅: | 27.4 m |
喫水: | 7.5 m |
機関: | 蒸気タービン 2軸 |
速力: | 28 ノット (52 km/h) |
武装: | |
航空機: |
アルビオン(HMS Albion)は、イギリス海軍が運用していた航空母艦・コマンド母艦(ヘリコプター揚陸艦)。セントー級航空母艦の2番艦。1954年就役、1973年退役。艦番号はR07、同名の艦としては8代目となる。
[編集] 概要
1944年にベルファストで起工された。第二次世界大戦終結もあって、建造がスローペースとなり、進水は1947年のことである。1954年に就役した。起工時は、一軸のみの飛行甲板を有する計画であったが、建造中の改設計により、竣工時にアングルド・デッキを装備していた。
就役後の1954年9月には地中海艦隊に配属されている。1956年には第二次中東戦争に参加し、英仏軍の侵攻に対し航空機の援護を提供している。1958年には試験的な運用として、イギリス海兵隊の兵員・車両・機材を搭載し、中東方面へ展開している。その後も、極東やオーストラリアなど、各地に航行・展開した。
1961年に固定翼機に対応する航空艤装を取り外し、コマンド母艦に改装される。これは、ヘリコプターによる兵員の揚陸を行う揚陸艦であった。1962年に再就役し、ヘリコプターと海兵隊を搭載して極東方面へ展開、ボルネオ島における共産主義ゲリラの掃討の支援任務を行った。1967年にはアデンからのイギリスの撤退を援護し、1971年のシンガポールにあったイギリス極東艦隊の解散の時まで、そこに配備されていた。
1973年に退役し、一時は北海油田用の重量物輸送船にする計画もあったが、それは中止され、スクラップにされた。