アラン・ロブ=グリエ
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アラン・ロブ=グリエ(Alain Robbe-Grillet、1922年8月18日 - )は、フランスの小説家・映画監督。ヌーヴォー・ロマンの代表的作家とされる。
目次 |
[編集] 略歴
ブレストに生まれる。1944年、国立農業学校卒業。
1954年、デビュー作『消しゴム』がロラン・バルト『客体的文学』で高く評価される。
1956年からの新新フランス評論誌上の評論で、自らヌーヴォー・ロマンの旗振り役となる。
1961年、映画『去年マリエンバートで』で脚本を務める。
2004年、アカデミー・フランセーズの会員(座席番号32)に選出される。
[編集] 作品
[編集] 小説
- 『弑逆者』(Un régicide 1949)
- 出版されたのは1978年。
- 『消しゴム』(Les Gommes 1953)
- 『覗くひと』(Le Voyeur 1955)
- 『嫉妬』(La Jalousie 1957)
- 『迷路のなかで』(Dans le labyrinthe 1959)
- 『快楽の館』(La Maison de rendez-vous 1965)
- 『ニューヨーク革命計画』(Projet pour une révolution à New York 1970)
- 『幻影都市のトポロジー』(Topologie d'une cité fantôme 1976)
- Souvenirs du Triangle d'Or 1978
- Djinn 1981
- 『反復』(La Reprise 2001)
[編集] 短編
- Instantanés 1962
[編集] 随筆・評論
- 『新しい小説のために』(Pour un Nouveau Roman 1963)
- Le voyageur, essais et entretiens 2001
[編集] 半自伝的小説
- Le Miroir qui revient 1985
- Angélique ou l'enchantement 1988
- Les derniers jours de Corinthe 1994
[編集] 脚本・シナリオ
- 『去年マリエンバートで』(L'Année dernière à Marienbad 1961)
- 監督アラン・レネ。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。
- 『不滅の女』(L'Immortelle 1963)
- 『快楽の漸進的横滑り』(Glissements progressifs du plaisir 1974)
[編集] 映画
- 『ヨーロッパ横断特急』(Trans-Europ-Express 1966)
- 『嘘をつく男』(L'homme qui ment 1968)
- 『エデン、その後』(L'Eden et après 1971)
- 『危険な戯れ』(Le Jeu avec le feu 1975)
- 『囚われの美女』(La Belle Captive 1983)
- Un bruit qui rend fou 1995
前任: モリス・ランス |
アカデミー・フランセーズ 席次32 |
後任: [[]] |